ラグビー

明大の大型センター児玉や慶大の原田主将がBL東京へ、東葛は日体大のラウイら5選手

東芝ブレイブルーパス東京に加入する明治大のセンター児玉樹(撮影・西畑志朗)

ラグビー・リーグワンの東芝ブレイブルーパス(BL)東京とNECグリーンロケッツ東葛は2月2日、2022年度の新加入選手を発表した。明治大学のセンター児玉樹(いつき、秋田工)と慶應義塾大学のフッカー原田衛主将(桐蔭学園)、東海大学のプロップ木村星南(せな、大阪産大附)のFW第一列2人がBL東京に加わる。

BL東京に入る慶大の原田(上)と東海大の木村(撮影・朝日新聞社)

児玉は身長192cm、体重102kgの将来性豊かな大型バックス。秋田工では高校日本代表、明大でもU20日本代表に選ばれ、今季は途中出場から全国大学選手権準優勝に貢献した。

明治大学の児玉樹、身長192cmの大型CTBは勝負所でチームに勢い与える

日体大柏高出身のラウイ「身近な存在」

左上から時計回りに帝京大の小林、法大の大澤、日体大のラウイ、近大の宮宗(提供・NECグリーンロケッツ東葛)

東葛には明大からプロップの山本耕生(桐蔭学園)と帝京大学のフッカー小林恵太(宮崎西)、法政大学で主将を務め、フランカーやフッカーをこなす大澤蓮(長崎南山)のFWの3選手。バックスからは9大会ぶりに全国大学選手権に出場した近畿大学のウィング宮宗翔(みやそう・かける、大阪桐蔭)と、同じく13大会ぶりに全国の舞台に復活した日本体育大学ウィング/センターのクリスチャン・ラウイ(日体大柏)が加わる。

東葛入りする明大の山本は大学選手権決勝で帝京の細木(左)と直接組み合った(撮影・朝日新聞社)

山本は神奈川・桐蔭学園高時代に、慶大の原田、帝京大の細木康太郎主将とともにFW第1列でそろって高校日本代表に選ばれ、2018年3月のアイルランド遠征でU19アイルランド代表を破ったメンバーだった。トンガから日体大柏高にやって来たラウイは「日本に来日した時から身近な存在であったNECグリーンロケッツ東葛への加入にワクワクしています。リーグワンに出場しチームの勝利に貢献すること、またクルーの皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております」とコメントした。

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