立命館大学に藤田直孝新監督、水谷蓮新主将と7年ぶりの大学日本一を目指す
アメリカンフットボールの立命館大学パンサーズは2月14日、古橋由一郎監督が退任し、新監督に藤田直孝コーチ(49)が就任すると発表した。また、2022年度の新体制も決まり、ディフェンスライン(DL)水谷蓮(3年、高槻)新主将を先頭に大学日本一を目指す。
94年初優勝メンバーの新監督
藤田新監督は大阪・箕面高から入部しラインバッカー(LB)として活躍、4年生の1994年にはチーム創設42年目での甲子園ボウル初出場初制覇に貢献。卒業後はブラックイーグルスで97年までプレーしていた。立命館大では98年から2007年までコーチとしてLBを指導、10年から19年までは副部長で、20年から再びLBコーチを務めていた。藤田新監督は「監督職を拝命し、身の引き締まる思いです。先輩方からの意を受け継ぎ、チーム強化に邁進(まいしん)いたします。甲子園ボウル優勝を目標にOB・OGと協力の上、競技力のみならず、人間力を養うべく、チーム一丸となって取り組んでまいります」とコメントを出した。
スローガンは「ALL IN」
立命館大は甲子園ボウル優勝8度を誇るが、出場は2015年が最後。18年から00年代に黄金期を作った古橋監督が復帰したが、関西学院大学にあと一歩及ばなかった。水谷新主将は身長187cm、体重111kgの大型選手でU19日本代表などでも活躍、「ALL IN この一年間、全てを日本一に懸ける」を22年度のチームスローガンに藤田新監督とともに7年ぶりの甲子園ボウル優勝を狙う。