サッカー

サッカー「元日決戦」は大学日本一決定戦に、23年1月1日に国立でインカレ決勝

完成後初の公式試合となる20年1月1日の天皇杯決勝戦で、観客で埋まった国立競技場(撮影・内田光)

全日本大学サッカー連盟は、来年度の第71回全日本大学サッカー選手権大会(MCCスポーツpresents)決勝を2023年1月1日に国立競技場(キックオフ時間は未定)で行うと、22日に発表した。

新春の風物詩、天皇杯は日程変更

サッカーの「元日決戦」は長く天皇杯全日本選手権決勝が続いてきたが、今年度はワールドカップ(W杯)アジア最終予選を控え21年12月19日に前倒しされ、22年度の102回大会もW杯カタール大会が11~12月にあることなどから10月16日に予定されている。20年元日の神戸が初優勝した第99回天皇杯決勝は、新しくなった国立競技場のスポーツ大会こけら落としで開かれ、57597人の観衆を集めるなど新春の風物詩となってきた。

第70回全日本大学選手権で優勝を決めて喜ぶ駒大の選手たち(撮影・勝見壮史)

通称インカレの全日本大学選手権は、夏の総理大臣杯全日本大学トーナメントより歴史があり、大学日本一を決める大会として年末に開かれている。2021年度の70回大会は全国24チームが参加、決勝は12月25日にNACK5スタジアム大宮であり、駒澤大学(関東地区第2代表)が阪南大学(関西地区第4代表)を3-2で下し、14大会ぶり7度目の優勝を飾った。観客は3235人だった。

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