村岡桃佳がスーパー大回転でも金メダル 北京パラ、滑降に続き二つ目
北京冬季パラリンピック第3日は6日、アルペンスキー女子スーパー大回転座位の決勝があり、村岡桃佳(25)が1分23秒73で優勝した。滑走順2番目の村岡は、一つ前に滑ったドイツ選手を0秒11上回り、わずかな差で制した。前日の滑降に続き、今大会二つ目の金メダルとなった。
埼玉県出身。4歳の時に横断性脊髄(せきずい)炎で両足が動かなくなった。パラリンピックは2014年ソチ大会が初出場。前回の18年平昌大会では金を含む計5個のメダルを手にした。夏季大会の陸上にも挑戦し、昨年の東京大会は女子100メートル(車いす)で6位入賞を果たしている。
=朝日新聞デジタル2022年03月06日掲載