川除大輝が自身初の金メダル 北京パラ、ノルディックスキー距離
朝日新聞社
2022/03/08
(最終更新:)
男子20キロクラシカル立位で滑走する川除大輝=2022年3月7日、中国・国家バイアスロンセンター、北村玲奈撮影
男子20キロクラシカル立位で金メダルを獲得した川除大輝=2022年3月7日、中国・国家バイアスロンセンター、北村玲奈撮影
男子20キロクラシカル立位で滑走する川除大輝=2022年3月7日、中国・国家バイアスロンセンター、北村玲奈撮影
北京冬季パラリンピックは第4日の7日、ノルディックスキー距離男子20キロクラシカル立位で、川除大輝(21)が自身初の金メダルを獲得した。これで日本勢は今大会で計3個の金メダルとなった。
川除は富山県出身。生まれつき両手足の人さし指と中指がなく、競技中はストックを持たずに雪面を進む。17歳のとき、4年前の平昌大会で初出場。個人3種目に出場して2種目で9位、1種目が10位だった。
体づくりに専念すると、めきめきと力をつけた。2019年の世界選手権では北京大会と同じ20キロクラシカルで優勝。北京大会の開会式では日本選手団の旗手を務め、日本パラノルディックスキー界で「次世代エース」と期待がかかっていた。
=朝日新聞デジタル2022年03月07日掲載