陸上・駅伝

特集:第54回全日本大学駅伝

第54回全日本大学駅伝地区選考会まとめ 本戦出場の基本枠・シード枠・成績枠とは

6月18日の東海地区を皮切りに、各地で全日本大学駅伝の選考会が開催される(撮影・杉本康弘)

今年で54回目となる全日本大学駅伝は11月6日(日)に開催。全8区間106.8kmのコースで行われ、全国から25校の代表校と、日本学連選抜チーム、東海学連選抜チームの計27チームで争われる。ここでは各地区からの出場校数と、出場枠決定のルールについて解説する。

前回大会の順位によって地区出場枠数が変動

全日本大学駅伝の代表枠は日本学連選抜、東海学連選抜のオープン参加を除くと全25枠。この枠は「基本枠」「シード枠」「成績枠」の3種類にわけられる。

基本枠(8枠)

北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の8地区にそれぞれ1枠が与えられる。

シード枠(8枠)

前年の上位8校にシード権が与えられる。昨年の上位8校は駒澤大学、青山学院大学、順天堂大学、國學院大學、東京国際大学、早稲田大学、明治大学、中央大学であり、すべて関東地区所属の大学となっている。

成績枠(9枠)

9~17位の大学の所属地区に成績枠を配分する。昨年の9位~17位は法政大学(関東)、東洋大学(関東)、中央学院大学(関東)、東海大学(関東)、帝京大学(関東)、拓殖大学(関東)、日本体育大学(関東)、関西学院大学(関西)、皇學館大学(東海)。

前回大会では花尾恭輔がアンカー勝負を制し、駒澤大学が2連覇を達成した(撮影・新井義顕)

また、このルールに加えて、1つの地区から出場できる学校数の上限は15と決まっている。そのため、関東地区は基本枠(1)、シード枠(8)、成績枠(7)を合計すると16枠になるが、上限を1枠超えているため、前年18位の立命館大学が所属する関西地区が成績枠の配分を受けることになる。

以上より第54回全日本大学駅伝の各地区の出場枠は以下となる。

北海道地区  1枠
東北地区   1枠
関東地区   15枠
北信越地区  1枠
東海地区   2枠
関西地区   3枠
中国四国地区 1枠
九州地区   1枠

各地区の選考会

各地区の選考会は、それぞれの地区の学連により主催され、方式が異なる。以下、選考会日程、場所、出場校について紹介する。情報は随時更新していく。

北海道地区(1枠)

日程:8月13日(土)
場所:札幌市モエレ沼公園(北海道)
方式:1チーム8~11名のエントリーを行い8名が出走。優勝校が出場権を獲得
昨年の出場校:北見工業大学、札幌学院大学、札幌国際大学、星槎道都大学、北海道大学、北海道教育大学
昨年の本戦出場校:札幌学院大学
今年の本戦出場校:

東北地区(1枠)

日程:9月26日(月)
場所:北上総合運動公園(岩手)
方式:10kmレースと16kmのタイムレースを行い、上位4名ずつの合計タイムの上位1校が出場権を獲得
昨年の出場校:東北大学、岩手大学、東北福祉大学、東北学院大学、仙台大学、山形大学
昨年の本戦出場校:東北大学
今年の本戦出場校:

関東勢が区間上位を占める中、前回大会で東北大学の松浦崇之は自身6度目となる伊勢路を走り、8区区間10位と好走した(撮影・井手さゆり)

関東地区(7枠)

日程:6月19日(日)
場所:相模原ギオンスタジアム(神奈川)
方式:各校2名ずつ、10000m4組のタイムレースを行い、8名の合計タイム上位7校が選出
出場校:(8名合計タイム順20校)創価大学、東海大学、日本大学、東洋大学、日本体育大学、拓殖大学、中央学院大学、城西大学、法政大学、山梨学院大学、大東文化大学、立教大学、帝京大学、駿河台大学、上武大学、神奈川大学、東京農業大学、国士舘大学、日本薬科大学、専修大学
昨年の本戦出場校:駒澤大学、東海大学、明治大学、青山学院大学、早稲田大学、東洋大学、帝京大学、順天堂大学(以上シード校)、東京国際大学、國學院大學、法政大学、拓殖大学、中央大学、中央学院大学、日本体育大学(以上選考会を経て選出)
今年の本戦出場校:駒澤大学、青山学院大学、順天堂大学、國學院大學、東京国際大学、早稲田大学、明治大学、中央大学(以上シード校)、神奈川大学、東洋大学、創価大学、東海大学、大東文化大学、中央学院大学、日本大学(以上選考会を経て選出)

東洋大学は前回大会で石田洸介が4区区間賞の走りを見せたが、10位でシード圏外へ。関東地区選考会では1位突破だけを目指している(撮影・代表撮影)

北信越地区(1枠)

日程:7月9日(土)
場所:長野市営陸上競技場(長野)
方式:10000m3組のタイムレースを行い、上位8名の合計タイム上位1校が本戦出場
昨年の出場校:新潟大学、新潟医療福祉大学、富山大学、金沢大学、信州大学
昨年の本戦出場校:信州大学
今年の本戦出場校:

東海地区(2枠)

日程:6月18日(土)
場所:マルヤス岡崎龍北スタジアム(愛知)
方式:各校2名ずつ、10000m4組のタイムレースを行い、8名の合計タイム上位2校が本戦出場
出場校:皇學館大学、岐阜協立大学、中京大学、名古屋大学、愛知大学、至学館大学、中部大学、東海学園大学、静岡大学、名城大学、三重大学、愛知教育大学、愛知工業大学、南山大学
昨年の本戦出場校:皇學館大学、岐阜協立大学
今年の本戦出場校:皇學館大学、愛知工業大学

関西地区(3枠)

日程:6月19日(日)
場所:たけびしスタジアム京都(京都)
方式:各大学10名が10000m4組のタイムレースを行い、上位8名の合計タイム上位3校が本戦出場
出場校:立命館大学、京都産業大学、関西学院大学、関西大学、大阪経済大学、京都大学(以上昨年度関西学生駅伝上位6位入賞校)、びわこ学院大学、同志社大学、龍谷大学、近畿大学、大阪大学、神戸学院大学(以上記録審査上位6校)
昨年の本戦出場校:立命館大学、関西学院大学、大阪経済大学
今年の本戦出場校:大阪経済大学、関西学院大学、立命館大学

中国四国地区(1枠)

日程:9月23日(金・祝)
場所:道後山高原クロカンパーク(広島)
昨年の出場校:環太平洋大学、広島大学、広島経済大学、愛媛大学、広島修道大学
方式:10kmのコースを走り、エントリー11~13名中上位8名の合計タイムにより上位1校が本戦出場
昨年の本戦出場校:環太平洋大学
今年の本戦出場校:

九州地区(1枠)

日程:6月19日(日)
場所:久留米総合スポーツセンター陸上競技場(福岡)
昨年の出場校:沖縄国際大学、鹿児島大学、九州大学、第一工科大学、長崎国際大学、日本文理大学、福岡大学
方式:10000mのタイムレースを行い、大学の上位8名の合計タイム上位1校が本戦出場
昨年の本戦出場校:第一工科大学
今年の本戦出場校:第一工科大学

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