慶應大・DB近藤快主将、3年ぶりのTOP8はチーム一丸となり、ワンプレー入魂
2022年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦の1部リーグTOP8は9月3日、1次リーグの中央大学―東京大学で開幕します。勝負の秋を前にして、4years.からTOP8に所属する10チームの主将に6項目の質問をし、回答してもらいました。第2弾は慶應義塾大学のDB（ディフェンスバック）近藤快主将（4年、慶應）です。
質問1 2022年度のチームスローガンと、そこに込めた思いを教えて下さい。
今年のスローガン「BE THE ONE」には三つの意味が込められています。一つ目は、「日本一になる」こと。TOPに昇格し現実的に日本一が目指せる中で、いろいろな想（おも）いを背負い、日本一になることを常に意識しています。二つ目は、個人として唯一無二の存在になること。自分の強みや役割を理解して、チームに最大の貢献をし続ける個の集団を目指しています。三つ目は、「組織として一つになる」こと。日本一という目標のもとに一つになっているチームにしたいです。
質問2 理想のキャプテン像を教えてください。具体的な人がいるなら、その方の名前を挙げて、どんなところが素晴らしいと思うのかについてもお願いします。
漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公であるルフィは、自分の理想のリーダー像です。人間味が強く、仲間から絶大な信頼を得ている点、そして、圧倒的な実力で一緒にいてワクワクさせられる存在である点が素晴らしいと思います。
質問3 自分自身の過去3年を振り返って、どんな自己評価をしていますか？
自分の大学アメフト生活は、まだ不完全燃焼な状態です。過去3年間は、小中高から知る他大学の同期の選手たちがTOPで活躍している姿を見て、悔しい気持ちでいっぱいでした。だからこそ、TOPの舞台に戻った今年のシーズンへかける思いは誰よりも強い自信があります。
質問4 チームにとって、4年生とはどんな存在であるべきだと考えていますか？
学生スポーツにおいて4年生の存在は最も大切なものであると思っています。今年、4年生の代として、「厳しさ」と「隙を見せない」という二つの目標を掲げています。事前準備を怠らず、チームで決められたことを守り、なおかつ他人に求め、最大限日本一になるための行動を追求し、それを求め続ける存在こそ、4年生のあるべき姿だと考えています。
質問5 この秋、あなたが特に期待する（期待できると思う）3年生以下の選手を1人挙げて、理由も教えてください。
2年生のDB丹羽航大（慶應）です。チーム1のアスリートです。下級生らしいダイナミックなプレーが持ち味で、かつCB（コーナーバック）やSF（セイフティ）と多様なポジションができる器用な選手です。
質問6 最後に、秋のシーズンを心待ちにしているアメフトファンのみなさんへの言葉をお願いします。
UNICORNS（ユニコーンズ）が3年ぶりのTOPの舞台に戻ってきました。UNICORNSにとって今年は大きな挑戦の年です。常に挑戦心を持ち、目の前の1試合、1プレーにすべてをかけ、必ず日本一になります。
は全力で学生スポーツを応援します。
