全日本大学駅伝の当日変更、東洋大学は柏がアンカー、神奈川大学は宮本が3区へ
11月6日8時5分にスタートする全日本大学駅伝。午前6時30分に当日のメンバー変更が締め切られ、全25校の選手が確定した。メンバーエントリーで競技者8人・補員5人に絞られ、その補員から3人まで変更が可能となっていた。ここでは当日変更があった関東地区推薦5校と、北海道地区の札幌学院大、東北地区の東北大学、東海地区の皇學館大学の最終メンバーを紹介する。
神奈川大学
4大会ぶりの出場となる神奈川大学。関東地区選考会で活躍したルーキーの宮本陽叶は3区にエントリーされた。小林政澄は4区に起用された。シード権獲得を目指し伊勢路を駆け抜ける。
1区 有村祐亮(4年、鹿児島城西)
2区 島﨑昇汰(4年、大牟田)
3区 山田基貴(1年、鳥栖工)→宮本陽叶(1年、洛南)
4区 鈴木玲央(4年、秋田工)→小林政澄(3年、東農大二)
5区 尾方馨斗(3年、自由ケ丘)
6区 中原優人(2年、智弁学園奈良カレッジ)
7区 山﨑諒介(4年、鳥栖工)
8区 小林篤貴(3年、四日市工)
補員 宇津野篤(3年、佐久長聖)、佐々木亮輔(3年、鳥栖工)、酒井健成(1年、愛知)
東洋大学
前回大会10位の東洋大学。エース松山和希を欠く中で「チーム東洋」の総合力が試される。8月の北海道マラソンで日本選手トップの2位に入った柏優吾をアンカーに投入。主将の前田義弘も4区に起用し、少しでも上位をキープしたい。
1区 奥山輝 (3年、浦和実)
2区 石田洸介(2年、東農大二)
3区 児玉悠輔(4年、東北)
4区 甲木康博(2年、城西大城西)→前田義弘(4年、東洋大牛久)
5区 九嶋恵舜(3年、小林)
6区 村上太一(3年、北見緑陵)
7区 梅崎蓮 (2年、宇和島東)
8区 清野太雅(4年、喜多方)→柏優吾(4年、豊川)
補員 佐藤真優(3年、東洋大牛久)、西村真周(1年、自由ケ丘)、緒方澪那斗(1年、市船橋)
創価大学
初めて全日本大学駅伝の舞台に立つ創価大学。初優勝も視野に3位以内を狙う。6区で石井大揮が外れ、新家裕太郎が入った。アンカーは志村健太が外れ、山森龍暁が務めることになった。
1区 横山魁哉(4年、島田)
2区 葛西潤 (4年、関西創価)
3区 吉田凌 (2年、学法石川)
4区 石丸惇那(1年、出水中央)
5区 嶋津雄大(4年、若葉総合)
6区 石井大揮(3年、倉敷)→新家裕太郎(4年、大阪)
7区 フィリップ・ムルワ(4年、キテタボーイズ)
8区 志村健太(3年、関西創価)→山森龍暁(3年、鯖江)
補員 本田晃士郎(4年、関西創価)、リーキー・カミナ(2年、チョメ)、山下蓮 (1年、鎮西学院)
東海大学
前回大会12位の東海大学は、前回大会5区を走った神薗竜馬が外れ、佐藤俊輔が入った。前回大会は逆に佐藤がエントリーされており、当日神薗に変わった。前回大会で6区を担当した入田優希は当日変更で外れ、松崎咲人になった。強い東海大の復活へ、まずはシード権獲得を目指す。
1区 花岡寿哉(1年、上田西)
2区 梶谷優斗(2年、滋賀学園)
3区 石原翔太郎(3年、倉敷)
4区 川上勇士(4年、市船橋)
5区 神薗竜馬(3年、鹿児島実)→佐藤俊輔(4年、鶴崎工)
6区 宇留田竜希(4年、伊賀白鳳)
7区 入田優希(3年、九州学院)→松崎咲人(4年、佐久長聖)
8区 竹村拓真(4年、秋田工)
補員 、杉本将太(4年、東海大市原望洋)、鈴木天智(1年、一関学院)、竹割真(1年、九州学院)
大東文化大学
5大会ぶりに本戦出場を決めた大東文化大学。10000mでチーム最速の28分25秒20の記録を持つピーター・ワンジルは1区に起用。大谷章紘を6区、西代雄豪を8区にそれぞれ入れた。真名子圭監督率いるチームはトップ通過した箱根予選会に続き、結果を残せるか。
1区 佐竹勇樹(3年、比叡山)→ピーター・ワンジル(2年、仙台育英)
2区 菊地駿介(3年、仙台育英)
3区 入濱輝大(1年、瓊浦)
4区 久保田徹(3年、聖望学園)
5区 大野陽人(4年、九里学園)
6区 小林裕輝(4年、松山)→大谷章紘(2年、水城)
7区 谷口辰煕(4年、比叡山)
8区 佐々木真人(2年、大東大一)→西代雄豪(2年、桶川)
補員 木山凌(4年、松山商)、小田恭平(2年、水戸葵陵)
北海道地区代表 札幌学院大学
5大会連続出場となる札幌学院大学。4区に大柳達哉、7区に渡邊隼翼、アンカーに浅水優人がそれぞれエントリーされた。繰り上げスタートを回避して最終走者までの襷(たすき)をつなぎたい。
1区 山崎樹羅(2年、池田)
2区 佐藤匠(2年、久慈東)
3区 山田陽翔(1年、久慈東)
4区 中嶋光柾(3年、青森山田)→大柳達哉(3年、仙台大明成)
5区 千葉友太(2年、一関学院)
6区 西塚璃純(1年、八戸学院光星)
7区 伊藤徹 (1年、酒田南)→渡邊隼翼(2年、清陵情報)
8区 村上一大(3年、秋田北鷹)→浅水優人(2年、遠軽)
補員 佐藤魁良寸(2年、札幌稲雲)、畑中一二(2年、田名部)
東北地区代表 東北大学
東北大学はチーム記録の5時間41分20秒を更新を目指している。5区は前回大会も出走している安本尚生に変更された。
1区 薮下温司(M1年、淳心学院)
2区 田沼怜 (M2年、秋田)
3区 鳥山拓実(2年、長田)
4区 木村秀 (6年、秋田)
5区 児玉健太(4年、東葛飾)→安本尚生(2年、筑波大付)
6区 深澤昇悟(2年、並木中等教育)
7区 向田祐翔(2年、日大東北)
8区 工藤大介(4年、盛岡三)
補員 坂本順(3年、県浦和)、緑川翔太(3年、安積)、小林由輝(2年、大宮)、千葉航太(1年、大曲)
東海地区代表(選考会1位) 皇學館大学
6大会連続出場の皇學館大学。6区に曽越大成、7区に矢田大誠が入った。地元の声援を受け過去最高の16位を目指す。
1区 山田奏楽(2年、豊川)
2区 毛利昂太(2年、神港学園)
3区 浦瀬晃太朗(2年、鎮西学院)
4区 中川雄斗(2年、伊賀白鳳)
5区 岩島昇汰(2年、益田清風)
6区 宮本康希(4年、宇治山田商)→曽越大成(2年、木本)
7区 久保舞瞬(2年、愛知)→矢田大誠(3年、海星)
8区 花井秀輔(4年、豊川)
補員 柴田龍一(4年、三重)、上杉泰伸(2年、名経大高蔵)、藤川創(2年、伊賀白鳳)
※中央学院大学、日本大学、新潟大学、愛知工業大学、大阪経済大学、関西学院大学、立命館大学、環太平洋大学、第一工科大学には当日変更はなかった。