陸上・駅伝

ザムストが帝京大学駅伝競走部とオフィシャルサプライヤー契約締結、製品提供受け更なる高みへ

ザムストが帝京大学駅伝競走部とオフィシャルサプライヤー契約を締結した

スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する、日本シグマックス株式会社は、帝京大学駅伝競走部とオフィシャルサプライヤー契約を締結したと発表した。帝京大学は駅伝の強豪校で、全日本大学駅伝や正月の駅伝でシード権獲得を目標にしている。新チームが始動した1月、中野孝行監督や主力選手たちが「ザムスト」を愛用する理由、チームや個人の目標について語った。製品提供のサポートを受けて更なる高みをめざす。

それぞれの選手に合わせ製品を選択

帝京大は正月に開催される駅伝に16年連続出場している強豪校。チームにとって競技力の向上などのために使用するスポーツ用品選びは重要だ。中野孝行監督は提供を受ける製品には一家言を持つ。

「まず監督の私が使用し、責任を持って選手たちに勧めています」

2005年11月から監督を務め、今年で18年目。長年の指導経験から判断し、競技力の向上などに役立つものを厳選しているという。今年1月に契約を締結した医療メーカーの日本シグマックス株式会社が展開するスポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」も、その一つである。

中野監督は4年前にチームドクターである帝京大学スポーツ医科学センターの笹原潤氏に勧められ、「ザムスト」の足底のパフォーマンスを維持する「機能性ソックス」を使い始め、効果を実感していた。

「締めつけがちょうど良かった。これは選手が使うにもいいなと思ったんです」

アスリートの声を製品開発に生かしている
インソールは3種類のアーチタイプから選べる

昨年4月から試験的に「ザムスト」のソックスを含め、足底アーチを安定させるインソール、無駄な筋肉の振動を抑える圧迫機能のあるコンプレッションスリーブ(腕、ふくらはぎ)、サポーターなどの製品提供を受け、チームの選手たちも使用してきた。特に使用率が高いのはインソールとソックス。インソールは「HIGH」「MIDDLE」「LOW」と3種類のアーチタイプから選べ、いずれのメーカーのシューズにも対応している。

「それぞれアーチも違えば、走り方も違います。選手の特徴に合わせてインソールが選択できるのは、画期的ですね」(中野監督)

筋肉の無駄な揺れを抑える、ふくらはぎ用のスリーブ

ふくらはぎ用のスリーブ製品「走りやすい」

期待のルーキーとして、正月の駅伝でエントリーメンバー入りを果たした島田晃希選手(1年、高田)は、昨年からオレンジ色の「HIGH」タイプのインソール、5本指ソックス、ふくらはぎ用のスリーブを使用している。高校時代までは、シューズのインソールを入れ替えた経験がなかったこともあり、効果を肌で感じていた。

「試してみると、全然、違いますね。僕はアーチが高いので、ザムストの高いインソールがぴったり合っています。アーチが落ちてこないので、ケアする時間も少なくなりました」

ソックスは以前から5本指タイプを履いていたが、ザムストの製品はまた違うという。「アーチ部分が硬くなっているので、走りやすいんです。長い距離を走っていると、後半にアーチが落ちてしまうこともあったのですが、それもなくなってきたのかなと。かかとの形状にぴったり合って安定しているところも、僕に合っていました。」

ふくらはぎ用のスリーブは、寒さ対策の目的で練習から着けていたものの、パフォーマンスの向上にもつながっているようだ。「筋肉の締めつけがあり、走りやすい」と語る。

5本指ソックスを愛用している島田選手

2023年の正月の駅伝10区で力走した日高拓夢選手(3年、鶴崎工)は、アーチに合わせて緑色の「LOW」タイプのインソールとふくらはぎ用のスリーブを使用。インソールは主にジョグ練習で履くシューズに入れて使っていた。

「かかとが固定されて体幹が安定します。走っているときに体の軸がブレないんです。クッション性があり、足への衝撃も少ないです」

ふくらはぎ用のスリーブは昨秋以降、寒さ対策をかねて練習でも使用。すると、本人が予想しなかった効果を得られた。

「強度の高いポイント練習で着けて走ったのですが、後半でいつもよりラストの切り替えがうまくできました。これはいいなと思い、10月の記録会でも使用したら、10000mで自己ベスト(29分19秒03)を更新したんです。正月の駅伝でも着けて走り、20km以降も踏ん張ることができました」

ふくらはぎ用のスリーブを付ける日高選手

同じく8区区間6位と好走した山中博生選手(2年、草津東)は、昨年の夏前から自分に合った青色の「MIDDLE」タイプのインソールを使っていた。高校時代からアキレス腱を痛める癖があったものの、「ザムスト」の製品を使い始めてから故障のリスク軽減につながっているという。

「ジョグ練習のときに使っているのですが、アーチが支えられている感覚はあります。治療に行ったとき、アーチが下がるとアキレス腱に影響が出てくると言われるんです。ザムストのインソールを入れることで、アキレス腱への負担が減ったと思います」

自分に合った「MIDDLE」タイプのインソールを使っている山中選手

選手の意見でより良い製品開発へ

帝京大の選手たちは、提供製品をしっかり理解し、それぞれが自身の足に適したものを使っていた。中野監督から特別に指南を受けているわけではない。

「提供されているからただ使うという考えでは、競技力は向上しません。自身で感じないといけない。今後、仮に改善点があれば、フィードバックしたほうがいい。製品の提供を受けるだけではなく、アスリートとして意見を返すことで『タイアップ』になるんです。そうすることで、さらに良い製品の開発ができるはずです。私は同じ船に乗ったクルーだと思っていますから」(中野監督)

日本シグマックス株式会社の担当者は中野監督の話を聞きながら、大きくうなずいていた。「10人の選手がいれば、それぞれ特徴は違います。すべてに合わせるのは難しいかもしれませんが、それに近づけるものを提供していきたいと思っています」

今回の連携について「同じ船に乗ったクルー」と話す中野監督

帝京大は新たに加わった頼もしい“仲間”とともに、11月の全日本大学駅伝の本選出場、正月の駅伝のシード権獲得をめざし、ここから再出発する。

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ZAMST(ザムスト)

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