バスケ日本、86-77でベネズエラに大逆転勝利 五輪に大きく前進
朝日新聞社
2023/08/31
(最終更新:)
試合前、円陣を組んだ後、気合を入れる日本の選手たち=竹花徹朗撮影
日本対ベネズエラ戦が開催される沖縄アリーナ前で入場を待つ人たち=竹花徹朗撮影
練習の最後に円陣を組む日本代表の選手たち=竹花徹朗撮影
日本対ベネズエラ戦が開催される沖縄アリーナ前を歩く人たち。雲間から光が差していた=竹花徹朗撮影
日本対ベネズエラ戦が開催される沖縄アリーナ前で入場を待つ人たち=竹花徹朗撮影
日本対ベネズエラ戦が開催される沖縄アリーナ前にはフェイスペイントした日本代表ファンの姿もあった=竹花徹朗撮影
第1クオーター、シュートを放つ馬場=竹花徹朗撮影
第1クオーター、ダンクシュートを決める渡辺=竹花徹朗撮影
第1クオーター、ドライブする馬場=竹花徹朗撮影
第2クオーター、ファウルを受けながらシュートを放つ河村=竹花徹朗撮影
第2クオーター、ファウルを受けながらもシュートを決める吉井=竹花徹朗撮影
トム・ホーバス監督=竹花徹朗撮影
第4クオーター、ファウルを受けながらもシュートを決める比江島=竹花徹朗撮影
第4クオーター、3点シュートを決める比江島=竹花徹朗撮影
第4クオーター、体勢を崩されながらもシュートを決める河村=竹花徹朗撮影
第3クオーター、ドライブするもスチールされる河村=竹花徹朗撮影
第3クオーター、日本代表を応援する観客=竹花徹朗撮影
第3クオーター、3点シュートを決めた渡辺=竹花徹朗撮影
第3クオーター、3点シュートを決めた渡辺=竹花徹朗撮影
第2クオーター、ドライブする馬場=竹花徹朗撮影
第2クオーター、シュートをブロックする渡辺=竹花徹朗撮影
日本、フィリピン、インドネシアが共催するバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)第7日は31日、各地で順位(17~32位)決定リーグの第1戦が行われた。1次リーグ1勝2敗でE組3位となった日本(世界ランク36位)は、F組4位のベネズエラ(同17位)と対戦。86―77で勝利した。最大15点差を逆転した。通算成績を2勝2敗とした。
日本がアジア勢最上位になると、パリ五輪出場権を獲得できる。アジア勢は6カ国出場し、いずれも2次リーグ進出を逃して順位決定リーグに回った。日本以外はいずれも1次リーグ3戦全敗だった。
自力で五輪出場となれば、1976年モントリオール五輪以来となる。
日本の先発は河村勇輝(22)=横浜BC=、比江島慎(33)=宇都宮=、馬場雄大(27)=無所属=、渡辺雄太(28)=サンズ=、ホーキンソン・ジョシュ(28)=SR渋谷=。
第1クオーター(Q)は、渡辺が3点シュートを決めるなど7得点5リバウンドの活躍。ただ、ホーキンソンが無得点に抑えられるなど得点が伸びず、15―19とリードを許した。
第2Qは日本はシュートミスやターンオーバーが相次ぎ、開始3分間は無得点。12点差をつけられたところでたまらず、タイムアウトをとった。
その直後、比江島がこの日、2本目の3点シュート。河村がドライブからファウルを誘い、得点を重ねた。
7分56秒、オーストラリア戦で多くの3点シュートを外した富永が、ついに3点シュートを決めた。
最後は馬場が3点プレーを決め、36―41と5点差に迫り、前半を終えた。
第3Qの1分24秒、ホーキンソンが2本のフリースローを決め、この日、初得点。その後、渡辺が2連続で3点シュートを沈め、1点差に追いついた。
だが、ここから得点がぱたりと止まり、53―62と点差を広げられて、最終第4Qに突入した。第4Qで一時は15点差まで広げられたが、終盤に逆転。86―77で勝利した。
=朝日新聞デジタル2023年08月31日掲載