6連覇の関学アメフト部、学内パレードで笑顔 「優勝してよかった」
17日にアメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝・甲子園ボウルで史上初の6連覇を達成した関西学院大学「ファイターズ」が20日、兵庫県西宮市の西宮上ケ原キャンパスで記念イベントを開いた。
甲子園ボウルの制覇は34度目だが、記念イベントは初。学生やファンら約500人が駆けつけた。約70人の部員たちが応援団総部の吹奏楽部員やチアリーダーらに率いられ、学内をパレード。部員たちはシーズン中の緊張感から解き放たれて笑顔、笑顔。見守る友人らに手を振った。
海崎琢主将(4年)は「パレードをやって、優勝してよかったなと実感しました。ファンのみなさんや保護者の方々に支えられた一年でした。差し入れをいただいたり、盛り上げてもらったり。ファイターズとして一体になって勝てたと思ってます」と話した。後輩たちに対しては「フットボールを楽しみながら7連覇を目指してほしい」とエールを送った。
甲子園ボウルで最優秀選手に輝いた星野秀太選手(2年)は「プロになったような気分でした」と満面の笑み。来春には3年生になり、同じQB(クオーターバック)である弟の太吾さんも入学してくる。「なぜフットボールをやっているのか、考えながら練習していきたい」と語った。
(篠原大輔)=朝日新聞デジタル2023年12月20日掲載