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特集:ウインターカップ2023

「お前らは何も悪くない」 若き指導者が優しく語りかけた桜丘の「ラストミーティング」

コートに声援を送る桜丘の選手たちと水越悠太監督(右手前)©JBA

第76回全国高校バスケットボール選手権大会 男子2回戦

2023年12月25日@東京体育館(東京)
東山(京都)82ー74 桜丘(愛知)

バスケットボールのウインターカップに6年連続10回目の出場となった桜丘(愛知)。過去最高成績の4強を超えるべく臨んだ今大会。2回戦で優勝候補の一角・東山(京都)とぶつかった。

一進一退の攻防のなかで、主将の平寿哉が25得点、エースの舘山洸騎が26得点と2人の3年生が気を吐いたが、第4Qで相手に突き放された。

2022年の春に長くチームを率いて全国区の強豪校に育てた江崎悟・前監督からバトンを引き継いだ33歳の水越悠太監督は、優しく語りかけた。

「3年生、本当によく頑張った。おまえらは何も悪くない」

試合後に開かれた「ラストミーティング」。指導者が選手たちへ、選手たちが仲間や指導者へ、最後に伝えたメッセージとは――。

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