陸上・駅伝

箱根駅伝の初代「山の神」今井正人が現役引退 25日にラストレース

現役引退を表明した「初代・山の神」今井正人(撮影・朝日新聞社)

 「初代・山の神」と呼ばれた陸上長距離の今井正人(39)が現役を引退する。21日、所属先のトヨタ自動車九州が発表した。

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 今井は福島県出身。順天堂大学時代、箱根駅伝の5区の山登りで、2年生だった2005年から3年連続で区間賞を獲得し、山の神の称号がついた。

 卒業後は現所属先へ。15年の東京マラソンで自己ベストの2時間7分39秒をマークし、同年夏の世界選手権北京大会の代表に選出されたが、大会前に髄膜炎にかかり、欠場した。

 昨年10月のパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は途中失格となった。

 所属先によると、今月25日に福岡市で開催される日本選手権クロスカントリーが現役ラストレースとなる。

=朝日新聞デジタル2024年02月21日掲載

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