フィギュアスケート

坂本花織が56年ぶりの偉業 フィギュア世界選手権で3連覇

フィギュアスケート世界選手権で3連覇を果たした坂本花織、写真は2023年12月の全日本選手権(撮影・西岡臣)

 フィギュアスケート世界選手権は22日、カナダ・モントリオールで第3日があり、女子フリーはショートプログラム(SP)で4位だった坂本花織(シスメックス)が149・67点でフリー1位になって総合222・96点とし、逆転優勝で3連覇を果たした。女子の3連覇はペギー・フレミング(米)以来56年ぶりで日本勢では初。

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 世界選手権で優勝した日本女子は伊藤みどり、佐藤有香、荒川静香、安藤美姫、浅田真央と坂本の6人。最多優勝は3度の浅田で、今回の優勝で坂本も並んだ。

 ロシアのウクライナ侵攻を受け、国際スケート連盟(ISU)は2022年から、強豪のロシア勢を国際大会から除外している。

 坂本は神戸市出身の23歳。22年の北京冬季五輪で銅メダルを獲得した。今季はシーズン前半から好調を維持し、昨年12月に北京であったグランプリ(GP)ファイナルで初優勝。同月の全日本選手権では3連覇を達成していた。

=朝日新聞デジタル2024年03月23日掲載

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