オリンピック・パラリンピック

特集:パリオリンピック・パラリンピック

江村美咲とSHIGEKIX、務めた旗手「感謝の思いをかみ締めた」

開会式の水上パレードで旗手を務める江村美咲(撮影・長島一浩)

 日本選手団の旗手はフェンシング女子の江村美咲(25)=立飛ホールディングス=と、ブレイキン男子のSHIGEKIX(本名・半井重幸、22)=第一生命保険=が務めた。

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 世界選手権2連覇中の江村は笑顔で手を振った。「一人ひとりの顔を見る気持ちで船に乗っていた。改めてたくさんの方々に支えられて今があるという思いをかみ締めた。皆さんへの感謝の気持ちをプレーで出し切りたい」

 SHIGEKIXは今大会唯一の新競技で金メダルを期待される。「これまでにない特別な形での開会式だった。チームジャパンで良い姿を見せていきたいという気持ちになった」と語った。

 日本オリンピック委員会(JOC)によると、開会式では選手114人が乗船。おそろいの白のジャケットを着用した。

 カヌー・スラロームの男子でリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(ミキハウス)やバレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那(NEC)のほか、日本選手団で最年少の14歳、スケートボード男子ストリートの小野寺吟雲(ぎんう)も参加した。

(岩佐友)

=朝日新聞デジタル2024年07月27日掲載

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