柔道

特集:パリオリンピック・パラリンピック

永瀬貴規が五輪2連覇 柔道男子81キロ級 受けのうまさで輝き放つ

男子81kg級で獲得した金メダルを手に撮影に応じる永瀬貴規(撮影・柴田悠貴)

 パリ・オリンピック(五輪)第5日の30日、柔道男子81キロ級で永瀬貴規(30)=旭化成=が金メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロ五輪の銅メダル、21年東京五輪の金メダルに続くメダル獲得となった。東京五輪の団体銀メダルを合わせると通算4個目のメダル。

角田夏実(上)「自然農法」の東京学芸大学柔道部を経て、パリオリンピックで金メダル

 1993年長崎県生まれ。長崎日大高3年時に男子81キロ級で全国総体優勝。筑波大2年で出場したシニアの国際大会、グランドスラム東京を制すると、同4年で出場した15年世界選手権も制した。その後、世界的にも選手層の厚い同級で第一線に立ち続けている。

 身長182センチ。手足が長く、遠い間合いからの足車が武器。懐が深く、受けの強さに定評がある。稽古の虫として知られる。21年には長崎県民栄誉賞を授与された。

=朝日新聞デジタル2024年07月31日掲載

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