大阪大・OL元木怜達主将 38年ぶりの1部挑戦、フィジカル磨き勝利への意志を貫く
2024年度の関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1は8月30日に開幕します。今年から全日本大学選手権の大会方式が変更され、3位までトーナメントに進出できることになりました。新方式の秋シーズンを前に、4years.からDiv.1所属チームの主将に意気込みを聞きました。今回は大阪大学のOL元木怜達主将(4年、関西大倉)です。
質問1 2024年度のチームスローガンと、そこに込めた思いを教えてください。
本年度のチームスローガンは「We will」です。日本一を達成するための行動指針として、自分たちの可能性を信じる、勝利への意志を貫くというような意味を込めました。また、日本一を達成した結果として、TRIDENTSを他の強豪校のようにブランド力のあるチームにする、「Be TRIDENTS」を意義目標として掲げています。
質問2 今年のチームの特徴(プレースタイルや力を入れてきた点)を教えてください。
本年度のチームの特徴は、粘り強く、ハードワークできる選手がそろっている点です。どのポジションにおいても、試合経験を積み、一昨年や昨年の接戦を経験してきた選手が多くいます。春のプレーにも、粘り強さがよく現れていたのではないかと思います。
質問3 キャプテンに就任以降、新たに取り組んだことやチームを変えたこと、逆に従来通りで変えずに大切にしていることを教えて下さい。
新たに取り組んだことは、フィジカルに向き合う時間を例年以上に増やしたことです。また、グラウンド内外問わず自分含め4回生からの声かけの量や質にこだわってきました。 大切にしていることは、学生主体のチームなので、4回生はもちろん、下級生、スタッフがリーダーシップを発揮しやすいようなチーム作りを例年通り意識しています。
質問4 今年からリーグ戦3位までが全日本大学選手権トーナメントに出られることになり、甲子園ボウルが関西勢同士や関東勢同士になる可能性もあります。この変更に対する受け止めや、対応策などについて教えて下さい。
特にありません。今年は38年ぶりの1部挑戦になるので、一戦一戦、部員一同全てを賭けて戦っていきます。
質問5 この秋のキーマンを1人教えてください。併せて理由もお聞かせください。
3回生TEの坂和一輝(北野)です。サイズ、スピード、共に阪大内でピカイチです。オフェンス、キッキングへの理解も深く、リーダーシップを発揮してくれています。
質問6 最後に、秋シーズンの目標・意気込みとともに、ファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
平素より多大なるご支援、ご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。今シーズンは、我々にとって未知の領域であるDiv.1での戦いになりますが、日本一を目指し、全身全霊で取り組んでおります。秋には、見違えるような姿をご覧頂けるものと存じます。引き続き、変わらぬご支援、ご声援のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。