陸上・駅伝

特集:パリオリンピック・パラリンピック

やり投げの北口榛花が金 五輪の女子投てき種目で日本勢初のメダル

陸上女子やり投げで優勝し、日の丸を手に声援に応える北口榛花(撮影・田辺拓也)

 パリ・オリンピック(五輪)第16日の10日、陸上女子やり投げ決勝で北口榛花(26)=JAL=が金メダルを獲得した。日本の女子選手が五輪の投てき種目で表彰台に立つのは史上初めて。

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 北海道旭川市出身。小学生時代は水泳やバドミントン、ピアノなどを習っていた。旭川東高で陸上部に入り、やり投げを始めた。高校2年時に全国高校総体を制した。

 日大時代の2018年秋に単身で海外に渡り、チェコ人のセケラク氏に師事。翌19年に日本記録を更新した。

 21年東京五輪は12位。世界選手権は22年大会で3位になると、23年大会はトラック・フィールド種目の日本女子選手初の優勝を果たした。今季は世界最高峰ダイヤモンドリーグで2勝(通算8勝)するなど今大会の金メダル候補だった。

=朝日新聞デジタル2024年08月11日掲載

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