陸上・駅伝

特集:第56回全日本大学駅伝

第56回全日本大学駅伝の出場校が出そろう 4連覇中の駒澤大のほか、国立大学が4校

4連覇を果たした前回大会、ゴールテープを切った駒澤大の山川(撮影・吉田耕一郎)

第56回秩父宮賜杯全日本大学駅伝対校選手権大会の各地区選考会が9月29日に終了し、11月3日(日)に開催される本大会(熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前)に出場する大学が出そろった。大会4連覇中の駒澤大学をはじめとするシード8校のほか、関東からは監督就任後初の選考会を勝ち抜いた立教大学や神奈川大学などが出場。その他の地区選考会では東海は昨年から寺田夏生監督が指導する皇學館大学が2大会ぶりの本戦出場を決めた。国立大学は東北大学、新潟大学、岡山大学、鹿児島大学の4校。関西の有力大学を含め、それぞれの地区に出場枠を増やすことができるのかも注目される。

出場枠の「基本枠・シード枠・成績枠」の解説記事はこちら

レースはオープン参加の日本学連選抜チームと東海学連選抜チームを含めた27チームで行われる。出場する大学は以下の通り。

駅伝シーズン、中心となるのは?

▽前回大会のシード校

・駒澤大学(関東、29大会連続31回目)

・青山学院大学(関東、12大会連続14回目)

・國學院大學(関東、10大会連続12回目)

・中央大学(関東、4大会連続31回目)

・城西大学(関東、2大会連続11回目)

・創価大学(関東、3大会連続3回目)

・大東文化大学(関東、3大会連続45回目)

・東京国際大学(関東、6大会連続6回目)

青学大の田中(右)は、國學院大の伊地知賢造(左)、中央大の阿部陽樹(奥)と激しい2位争いを繰り広げた(撮影・長島一浩)

立教大学と岡山大学が初出場

▽北海道地区(1枠)

・札幌学院大学(7大会連続31回目)

▽東北地区(1枠)

・東北大学(2大会ぶり17回目)

▽関東地区(7枠)

・東海大学(11大会連続37回目)

・東洋大学(17大会連続32回目)

・早稲田大学(18大会連続30回目)

・日本体育大学(3大会ぶり44回目)

・立教大学(初出場)

・帝京大学(2大会連続16回目)

・神奈川大学(2大会ぶり19回目)

大学史上初の伊勢路への切符をつかんだ立教大の選手たち(撮影・吉田耕一郎)

▽北信越地区(1枠)

・新潟大学(3大会連続15回目)

▽東海地区(1枠)

・皇學館大学(2大会ぶり7回目)

監督就任後初の挑戦で出場を決めた皇学館大の寺田監督(撮影・井上翔太)

▽関西地区(4枠)

・関西大学(2大会連続14回目)

・京都産業大学(4大会ぶり49回目)

・大阪経済大学(4大会連続26回目)

・立命館大学(24大会連続36回目)

▽中国四国地区(1枠)

・岡山大学(初出場)

▽九州地区(1枠)

・鹿児島大学(2大会連続10回目)

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