アメフト

日大フェニックスが名城大に完封勝ち

日大オフェンスの弾けるようなハドルブレイク

交流戦

5月12日@東京・アミノバイタルフィールド
日大 33-0 名城大

アメリカンフットボールの春の交流戦が各地であり、5月4日に再スタートを切った日大は名城大に33-0で勝った。

ルーキー安中が日体大戦に続くTD

日大は第2Q(クオーター)11分すぎ、RB川上理宇(3年、佼成学園)のダイブプレーで先制TD(タッチダウン)を奪うと、キッカー福岡勇斗(3年、日大豊山)がFG(フィールドゴール)を決めた。さらに、4日の日体大戦に続いて1軍戦に先発したQB林大希(3年、大正)がWR大谷空渡(2年、駒場学園)へのTDパスを決め、17-0で試合を折り返した。

後半に入っても順調にリードを広げた。第4Q終盤に名城大に攻め込まれたが、DB柴田和樹(3年、埼玉栄)が相手のパスをインターセプト。そして試合終了と同時に、RB安中天寿(やすなか・てんじゅ、1年、関西大倉)が日体大戦に続くTD。1軍戦は2試合連続で完封勝利となった。

試合終了と同時にTDを決めた1年生RB安中

QB林は試合の序盤にボールをファンブルするミスがあったが、その後は落ち着いてパスを決め、自らのランでも前進した。パスは15回投げて13回の成功。156ydを稼ぎ、1TDと安定したパフォーマンスだった。QBは室井正道(4年、大阪産大付)と沼田将吾(4年、駒場学園)もローテーションで出場した。

まだ発展途上で不完全

橋詰功監督の話

「名城大はかなりいいチームだったので、その相手をゼロに抑えて勝てたのはよかったです。(前回の1軍戦だった)日体大戦とくらべて、基本的なことが少しずつできてきたかなという感じです。大きなミスもだいぶ減ってきました。QBの林は、今日は力まずに落ち着いてやってました。よくできてたと思います。チームとしてまだまだ発展途上で不完全なので、基本的なことを少しずつ向上させていきたいと思ってます」

15回投げて13回のパスを決めたQB林

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