大学バスケ

小さな明大バスケに大きな課題、リーグ戦でいまだ白星なし

明大の課題はインサイドのディフェンス。力不足を克服できるか

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦

9月7、8日@横須賀アリーナ
明治大(3敗) 52-66 青山学院大(2勝1敗)
明治大(4敗) 59-77 東海大(3勝1敗)

工夫と進化だけでは超えられない壁があるのか。関東大学1部リーグ戦で明治大は開幕2連敗を喫し、3節目で青山学院大、4節目で東海大に挑んだ。結果はどちらも10点差以上離されての敗北。青学大戦では第4クオーター(Q)、ワンゴール差まで詰め寄っただけに悔しい敗戦だった。

サイズがない、でも負けられない

2つの試合に共通して見えた大きな課題は、攻守にわたるインサイドの力不足だ。青学大には20本のオフェンスリバウンドを奪われ、東海大にはゴール下を起点に攻撃をつくられた。もとから明大のインサイドの弱さは明確だった。明大のスターターの平均身長は185cm。対する青学大は190cm、東海大は189cm。常に全員がゴールから5cm遠い。

2試合連続で悔しい敗戦だった

このハンデはリバウンド、ブロックショット、スタッツに顕著に表れた。「サイズがないのはしょうがないけど、しょうがないで片付けちゃダメ」とスターターを務める常田耕平(2年、正智深谷)は言う。

ディフェンスの新パターンを試みるも、勝利には結びつかず

インサイドを巡るディフェンスは明大にとって最大の課題だ。今季はディフェンスのパターンを増やし、相手のスタイルや試合展開に合わせ、最善のディフェンスを選択している。その中でも切り札ともいえるのは、アメリカからコーチを呼んで取り入れた、マンゾーンと呼ばれるインサイドを重点的に守るシステムだ。東海大戦でも点差を離された第2Qで仕掛け、点差を詰めたが、同点に追いつくまでには至らなかった。ゴール下に人数をかけて守るため、大きなスキが生まれてしまう。

明大は高さで圧倒された

東海大の平岩玄(4年、土浦日大)と八村阿蓮(あれん、2年、明成)のツインタワーを警戒しての選択だったが、昨季優勝チームは数枚上手だった。センターに寄って生まれたスペースに一回ボールを戻すと、ディフェンスが手薄なところにボールを回されドライブ。切り札はいとも簡単に崩されてしまった。「通用した部分もあるし、通用しなかった部分もある。一試合一試合ずつ成長していかないと」と常田。築き、崩され、また積み上げる。未だ白星のない明大は苦しみながらも前へ進む。

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