大学野球

法政大から宇草孔基、福田光輝がプロへ! ドラフト会議で仲間が激励

色紙を手にガッツポーズで写真におさまる福田(左)と宇草

今年のプロ野球ドラフト会議は、星稜高校の奥川恭伸、大船渡高校の佐々木朗希、そして、明治大の森下暢仁(4年、大分商)の投手3人に注目が集まった。法政大からは5人がプロ志望届けを提出し、野手の2人が指名を受けた。

宇草、ライバルと同じカープの指名にどよめき

最初にその名前が呼ばれたのは宇草孔基(4年、常総学院)だった。広島東洋カープから2位指名。会場内からはどよめきが起こり、食堂で中継を見ていた選手からは歓声が上がった。奇しくも広島が1巡目に指名していたのは明大の森下だった。森下と宇草はU–18日本代表と大学日本代表でともにプレーした仲間であり、そして何より、この六大学野球リーグで切磋琢磨してきたライバルだ。

胴上げされる宇草

プロの舞台では同じチームでプレーすることとなったことについて宇草は「(森下選手は)高校から大学にかけてすごく伸びてきた選手。自分もそれに負けないように練習をしてきたので、同じチームになるんですけど、(これからも)負けないように頑張っていきたい」とプロの世界でも切磋琢磨していくことを誓った。

福田は注目の若手が揃うロッテへ

そして、次にその名前が呼ばれたのは主将の福田光輝(4年大阪桐蔭)。千葉ロッテマリーンズから5位指名を受けた。現在、ロッテは安田尚憲、平沢大河、藤原恭大など、次世代を担う若手野手がずらりと並ぶ将来が楽しみな球団だ。さらに今回のドラフトで大きな目玉となっていた佐々木朗希を引き当てたことで、ますますその注目を浴びることとなった。

会見で笑顔を見せる福田(左)と宇草

福田はロッテの井口資仁監督について、「自分の中では、(自分が)野球を始めたときから活躍している選手なので、印象としては監督というより、内野手として見習うことばかり。少しでも近づけるように一日一日頑張りたい」と語り、プロの世界で貪欲に成長を目指す覚悟を示した。

夢を与え、同期の刺激に

合同記者会見が終わり、指名を受けた2人と同期である4年生は室内練習場へ移動。活気の中で記念写真の撮影と胴上げがされた。多くの報道陣から取材を受け、少し疲れを見せる場面もあった2人だが、その姿からは、幼いころからの夢がかなったうれしさと、これから厳しいプロの世界に飛び込む高揚感が伝わってきた。

仲間から胴上げされる福田

「この先、同期では野球をする人も一般就職をする人もいるけど、プロにいくこの2人は特に注目されていくと思う。2人には法政大学硬式野球部のみんながこれからそれぞれ違うステージで活躍できるように、(同期の)刺激になっていってほしい」。そう語ったのは、これまで副将として福田、宇草とともに苦楽をともにしてきた清水俊作(4年、佼成学園)だった。その言葉通り、2人はこれから多くの人に夢を、違う場所で活躍をする仲間たちに刺激を与える存在となるだろう。

来週の東大戦は、この仲間で戦う最後のリーグ戦となる。仲間の新たな出発を前に、4年生最後の「結束」を示してくれることだろう。

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