バレー

明治バレー、王者・早稲田を相手に善戦も力負け

サービスエースを決め喜ぶ明大の池田

秋季関東大学リーグ 男子1部 第10日

10月20日@日体大健志台キャンパス
明治大 1-3 早稲田大

秋季リーグの10日目、明治大は王者の早稲田大と対戦した。ここまで全勝中の早稲田を相手に、明大はセットカウント1-3で敗れたものの、システムが機能し善戦。手ごたえ十分の戦いを見せた。

第1セットを先取され、迎えた第2セットの序盤、明大は池田颯太(3年、松本国際)のサービスエースから4連続得点。6-1と早稲田を突き放す。その後も着実に得点を重ねたが、2度のローテーションミスで点差を詰められ11-11に。この嫌なムードを打破したのは、安井恒介(1年、尼崎)のサーブだった。コーナーに強烈なジャンプサーブを決めると、流れは再び明大に。サーブで崩し、ブロックで返す理想的な展開に持ち込み、このセットをモノにした。

セット終盤の戦い方に課題を露呈

一方、明大はセット終盤の戦い方に課題を残した。第3セットでは一時、21-18とリードしながらも、池田がサーブ、三輪大将(2年、高川学園)がスパイクでミスを連発。その後、セットポイントを握るも決定打を欠きセットを落とした。その要因について、上林直澄(3年、東亜学園)は「メンタル的な部分にある」と、悔しそうに振り返った。

セッターとしてチームを支えた上林

負けたのは事実だが、敗戦から得られたものがある。全日本インカレ優勝を見据え、彼らはもっと強くなる。

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