陸上・駅伝

特集:第52回全日本大学駅伝

関西4校目は初出場のびわこ学院大学に決定 全日本大学駅伝関西代表4校出揃う

全体のトップでゴールしたびわこ学院大学の湯川達矢(すべて撮影・藤井みさ)

第52回全日本大学駅伝対校選手権大会
関西学連出場大学(第4推薦校)選考会

9月17日@兵庫県尼崎市・ベイコム陸上競技場 
1位 びわこ学院大学 4時間12分34秒86 
2位 大阪経済大学 4時間19分29秒68
失格 関西大学(1名DNF)

9月17日、全日本大学駅伝の関西学連出場大学第4推薦校選考会が兵庫県尼崎市のベイコム陸上競技場で行われ、びわこ学院大学が4時間12分34秒66でトップになり、創部5年目で初の全日本大学駅伝への出場権をつかんだ。びわこ学院大学は全日本大学駅伝100校目の出場校となる。これですでに書類選考により出場が決定している立命館大学、関西学院大学、京都産業大学と合わせて関西から4校の出場校が出揃った。

レースは1チーム8人が10000mを走り、その合計記録で競われた。書類選考時は4位の関西大学と6位のびわこ学院大学との差はわずか14秒あまり。混戦が予想された。次第に先頭集団と第2集団にわかれ、びわこ学院大と関西大の選手が先頭を争った。2000mでびわこ学院大学の湯川達矢(4年、日高)が飛び出すとそのままトップの30分47秒24でゴール。関西大は1名が途中棄権となり、全体の記録は残らない失格扱いとなった。

先頭集団を積極的に形成するびわこ学院大学の選手たち

トップでゴールした湯川達矢の話
「コロナ期間で全体練習ができないときも、各自のジョグなどで距離を踏んできました。この予選会を一番の目標に取り組んできたので、よかったです。でも出るだけで戦えなかったら意味がないので、1つでも前の位置で、後半の長い区間を走るイメージでいきます」

吉岡幹裕監督の話
「昨年(創部4年目)で出場を意識したがかなわず、今年に課題を残した状態でした。冬の大阪ハーフマラソンなども走れて、確実に狙っていこうという意識で今回はいきました。4年生を中心に崩れず、きちんと力を出し切ったと思います。やはり、3、4年生の積み重ねだなと実感させられました」

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