河村勇輝だけじゃない! 尋常じゃない福岡第一出身ルーキーたちの大学デビュー戦
みなさんこんにちは! 宇宙人イチ大学バスケを愛する(自称)宇宙人、カルロスです。コラムもついに第9回目です。あと1回で記念すべき10回目となります。なんか記念にひと暴れしたい気分になってきました……準備しておきます。
ウインターカップ優勝メンバーがそれぞれ違う大学へ
そんなこんなで関東1~2部のオータムカップ2020が無事終了しました! インカレチャレンジマッチという、勝てばインカレ、負けたら引退、天国か地獄か、な激アツ面舵(おもかじ)いっぱい急カーブ試合もありましたが、それについてはまたの機会に書かせていただきます。
いやね……今回の大会を見ていてカルロス感じたんですよ。「今年の大学バスケルーキーとんでもねえなっっ!!!」。これに尽きますよ、ええ。
これって普通じゃないとカルロスは思っています。高校バスケから大学バスケは、フィジカル、スキル、戦術など様々な面でバスケットのレベルが上がるのです! 各大学の先輩たちにもウインターカップなどで名を馳せた選手が集まりますし、留学生やビッグマンを使ったピック&ロールは今や大学バスケに必要なスキルです。
本当に各大学で多くのルーキーが試合に絡んでいて、活躍していました! 今日はその中から、昨年のインターハイとウインターカップを制した高校バスケNo.1チーム・福岡第一高校出身のメンバーをお届けしたいと思います! 見事にスタートメンバーそれぞれが違う大学に行くという。今年の福岡第一出身ルーキーは尋常じゃない! ま~~~~~じで!!!
スピードのあるチームを更に加速! 日体大・小川麻斗
1人目はこの選手! オータムカップ2020で大活躍した日本体育大学の小川麻斗選手(1年、福岡第一)です。あるのは知ってたけどここまで得点力が高かったのか! とカルロスおったまげちゃいました。
準々決勝・筑波大学戦では、デビュー戦ながら相手のエース・山口颯斗選手(4年、正智深谷)相手にシュートを決めるなど大活躍! フローターシュートやハンドリングなど、ルーキーとは思えないスキルで日体大を勢いづけました。日体大メンバーは同じ福岡第一出身のプレーヤーが多く、速い展開が強みのチームです。そこにひとりで状況を変えられ、スピードのあるオフェンスにも慣れた小川選手が加入したことで、日体大を更に加速させるとカルロスはにらんでおります。
高校3年間をともに過ごした、東海大学の河村勇輝選手(1年、福岡第一)を「この4年間で倒したい!」とも言っていました。ただでさえオフェンシブなチームの驚異的なスコアラーになれるか? そしてカッコよくなったヘアスタイルの変化にも注目やで!
オシャレなだけじゃない! 拓殖大・神田壮一郎がアツい
2人目は大学バスケルーキーきってのオシャレモンスター、拓殖大学の神田壮一郎選手(1年、福岡第一)です。190cmの長身スタイルにオシャレパーマヘア、そしてバッシュもオシャレでプレーもオシャレ! あれ? 今何回オシャレって言ったけ??
そんな神田選手はオシャレなだけではないのです。内に秘める熱い闘志がとんでもねえのよっっ! 拓殖大では4番ポジション、インサイドでゲームに出ています。リバウンドやスクリーンなど泥臭いプレーも頑張りつつ、同じくルーキーの留学生ジョフ・ユセフ選手(1年、開志国際)とのコンビネーションがすごい! 高校時代から留学生選手とプレーしていたこともあり、連携のとり方がお上手です。オータムカップ2020最終戦ではスタートメンバーにも選ばれました!1年生からスタート、簡単なことじゃないぜ……。
泥臭いプレーで体を張りつつ、要所のスリーポイントシュートやユセフ選手へのアシストを華麗に決める。カッコEな! オイ!! 神田選手は私服もオシャレなので、ぜひ彼のInstagramをチェックしたってくらあさい!
スティーーーーーーーーーーーーブ!!!
3人目は最強の留学生、専修大学のクベマ・ジョセフ・スティーブ選手(1年、福岡第一)、そう、スティーーーーーーーーーーーーブ!!! です。スティーブ選手はルーキーから専修大の大黒柱として活躍しています。ウインターカップ2019での戦いぶりも記憶に新しいですが、そのハードワークさは大学バスケでも結果を出し続けています。
青山学院大学との順位決定戦では、19得点20リバウンドとルーキーらしからぬ無双っぷりを見せてくれました! ブレイクからとんでもねえダンクもありましたし……。見てない方はぜひCSParkのTwitterから(小声)。
スティーブ選手最大の強みはその献身! 204cmの長身でめーちゃめちゃ走ります。ブレイクの時も、リバウンドを取った後も、めーーーーーーーちゃ走ります。みなさんそのマッハっぷりをぜひ目に焼きつけてください。ちなみにスティーブ選手は日本語めちゃめちゃ上手でカワイイです。チームメートにチューしようとします。この動画見るべしです。
静かなるエースキラー中央大・内尾聡理
4人目は大学バスケスティールハンター検定1級の彼、中央大学の内尾聡理選手(1年、福岡第一)です! 高校時代から変わらず、大学バスケでもディフェンスキャラとして活躍しています。
オータムカップ2020では初戦からスタートメンバー。チームからもその実力は信頼されています。筑波大学戦では山口選手、神奈川大学戦では東野恒紀選手(3年、厚木東)など、ルーキーながら相手のエースやスコアラーにマッチアップしています。
内尾選手がコートにいる時、カルロスからのアドバイスは「背中に気をつけろ」です……。振り切ったと思ったら後ろから、抜いたと思った後ろから、ドリブルを止めた時の後ろから、静かなる彼が近づいてきて……うわああああああぁぁぁぁぁああー!!!!! もうここからは、本当にあった怖いスティール~秋の特別編~って感じです。みなさんその目で直接見てください。
インタビューで「どんなにうまい選手でもボールを持てなかったら点を取れない」と言っていました。いやめちゃくちゃカッコイイな! 人生で1回は言ってみてえです。そんな内尾選手、ヘアスタイルの変更を考えているそうなので、カルロスはその辺も楽しみにしてます。
東海大・河村勇輝はやっぱりすごすぎた
最後は超スーパールーキー、東海大の河村勇輝(1年、福岡第一)です。もうね……すご過ぎました。一試合20分ほどの出場ですが、スティールランキングは1位! ディフェンスだけでなくアシストやシュートでもハイライトシーンを残しました。カルロスのお気に入りは、準決勝・白鷗大学戦でのピック&ロールからディフェンスを背負ってからのスピードに乗ったドライブです。あんりゃあすんごかった。
今大会、圧倒的な強さを見せた東海大の主力として優勝に貢献! 拓殖大との1回戦では少し固さも見られましたが、次戦からは高校やBリーグで見せたスキルを披露しました。
松崎裕樹選手(2年、福岡第一)と出場している時の阿吽の呼吸具合よ! ブレイクでは福岡第一仕込みのスピードから、松崎選手がどこにいるのか分かっているくらいの連携。カルロスは会場で開いたモジャモジャが塞がりませんでした。
連携と言えば、大倉颯太選手(3年、北陸学院)と2ガードでコートに立っている時の破壊力たるや! それはもう、バスケットボールをカレーに例えるなら、温玉とカツのようにカレー(バスケットボール)の魅力を引き出します。自分でも何言っているのかは分かっていません。
大倉選手とはいいコンビで、練習中や試合、そしてオフコートでもコミュニケーションをとっているそうです。河村選手は大倉選手のことを「そーちゃん」と呼んでいるらしい……。末恐ろしや。よく大倉選手の部屋で2人まったりしているそうな。ちなみに河村選手の活躍は、夜のスポーツニュースでも取り上げられていたりします。みなさんインカレの時はテレビ要チェックですぜ!
にしても福岡第一のルーキーはみんな髪型変わりましたね……。高校時代の坊主が懐かしい。
なんかもう、マンガみたいだね
みなさん、本日もありがとうございました! なんか……高校時代優勝したチームのスタートメンバーが各々違う大学に進んで活躍するって、マンガみたいなんだなあって感じです。このメンバーの対戦が大学4年間で何回見られるか。みなさんも一緒に見届けましょう!
インカレ2020の日程も発表されて、超楽しみが増えましたね! 12月7~13日ですよ。ファンの方々に4年生を中心とした各チームの熱い姿を見てもらいたいです。カルロスもあのリリースからウホウホしっぱなしです、ウホ。
今回は高校優勝の福岡第一メンバーを紹介しましたが、他にも今年のルーキーはとんでもねえです。みなさんの推しルーキー、ぜひ教えてください。それではまたお会いしましょう! おつカルロス!