大学バスケ

連載:バスケ応援団長・カルロスコラム

大学スポーツは4年生がアツい! みんなの心を動かしてくれる注目選手5人

ラストイヤーにかける注目の4年生たちを、愛を込めてご紹介!(すべて撮影・CSPark)

みなさんこんにちは! 宇宙人イチ大学バスケを愛する(自称)宇宙人、カルロスです。このコラムも記念すべき2回目となります! 2回目にして記念とか言っていますが、僕はもう、1回1回の更新がうれしくて記念日感覚です。カルロスは毎日生まれ変わる気持ちで生きているので、エブリデイハッピーバースデーボーイです。

前回のコラムでは「大学バスケとは何なのか?」をテーマに魅力をこれでもか! と書かせていただきましたが、今回は今シーズン大学バスケを見に行くとしたら、ぜひそのプレーを見てほしい4年生プレーヤーを5人紹介したいと思います!(小ネタも交えてネ)

宇宙イチ大学バスケを愛する宇宙人が紹介する「初めての大学バスケ」

大学スポーツにおける4年生のパワー

オススメプレーヤーを紹介する前に、ちょびっとだけ大学スポーツにおける4年生の秘めたるパワーについてお話をさせてください。

学生スポーツには期限があります。リミットと言い換えてもいいかもしれません。最上級生がその学生時代の集大成を発揮するラストシーズンは、もうす~んごいです。実力以上のパフォーマンスで魅せてくれたり、観客の心を動かすような姿勢を見せたりしてくれます。高校3年生しかり、大学4年生しかり。

例年、大学バスケの舞台では4年生が様々なシーンを生み出します。なので、だからこそ今回は、ラストシーズンを迎える4年生プレーヤー5人を紹介しようと思ったわけです。彼らは会場に足を運んでくださったみなさんの心を動かしてくれるはず!

愛すべきいぶし銀、東海大学4年・津屋一球

まずは大学バスケ界の強豪・東海大の新キャプテンとなった津屋一球(かずま、F、190cm、洛南)。京都の名門・洛南高出身のオールラウンダーであり、FIBA U19バスケットボールワールドカップ2017にて日本代表を過去最高の10位に導いたメンバーです。

津屋(右)からにじみ出るいぶし銀! 彼が爆発している状態を「津屋ってる!」と言います。ここテストに出るからな

試合ではめちゃくちゃ目立つエースというわけではなく、要所要所で光るプレーをする選手。ここ1本キツい状況でのリバウンド、決められたくないところでのミドルシュート、チームを鼓舞する声。下級生からも「優しいオッチャン」と慕われる彼のラストシーズンが楽しみです! ちなみに、陸川章さん(東海大HC)からも「オッチャン」と呼ばれているあたり、チーム内の仲のよさがうかがえますね。僕も尊敬と親しみを込めて「オッチャン」と呼ばせていただいています、押忍。

彼はデフバスケットボール(※1)という競技を、大学バスケと並行してやっています。生まれつき両耳が聴こえにくい津屋選手はデフバスケの日本代表にも選出され、2018年に行われた第3回U21デフバスケットボール世界選手権では最優秀選手賞と得点王に選ばれました! 日本代表を準優勝に導き、大会では218得点。自身のSNSでも積極的にデフバスケについて発信しており、オンコートでもオフコートでもデフバスケを引っ張る存在でもあります。

東海大は河村勇輝選手(福岡第一)など強力なルーキーを迎え、スーパースター軍団がどんなバスケを見せてくれるのか楽しみです! 津屋選手が活躍した際は「津屋ってるぅ!!」と観客席から叫んであげてください。カルロスが勝手に考えた津屋選手が活躍しているときの状態です。

※1:デフバスケットボール……聴覚に障害をもつ選手によって行われる競技。4年に1度開催されるデフリンピックに加え、世界選手権が世界規模の大会としてあります

そのギャップがたまらない、専修大学4年・西野曜

大学バスケ選手に「専修大で1番厄介なのは?」と聞くと、必ず西野曜(SF、196cm、近大附属)の名前が出てきます。まーじでいやらしい(いい意味で)プレーをするインサイドプレイヤーです。インカレ2019では専修大を準優勝に導き、3年生ながら優秀選手賞&得点王に輝いた、他チームが最も警戒する選手。余談ですが、彼はウイイレ(ウイニングイレブン)もめっちゃ強いらしいです。

西野は一見するとクールな感じですが、かなりぶっとんでいます。気になる方は彼のInstagramのストーリーズにて

Bリーグ・サンロッカーズ渋谷で活躍する“#モリザネセクシー”こと盛實海翔選手も一目置く得点能力。196cmと長身ながら、中外どこからでも点を取ってきます。そして、人気YouTuber・ともやんの高校の後輩でもあり、高校時代はともやんとともにウインターカップベスト8となっています! バスケ&エンタメのトップを走る2人から評価を得ている西野選手。一見クールな感じですがかなりぶっとんでいるキャラらしく、実際に話をすると関西の底力を発揮してきます。会場に来た際にはぜひ話しかけてみてください! そのギャップに心がズキューンされます。

Bリーグ・秋田ノーザンハピネッツでの特別指定選手活動で成長した彼が、大学バスケの舞台でどんないやらしい(いい意味で)プレーをしてくれるのか期待大です! 秋田の米は世界イチと言っていました! あれだな……(いい意味で)ってつければどんなこと言っても柔らかくなる気がする。

強心臓な仕事人、筑波大学4年・山口颯斗

超人軍団・筑波大の新エース山口颯斗(はやと、SG、194cm、正智深谷)。大一番の状況、試合を左右する1本を決めてくるのが彼です。本当に強心臓というか、心臓に毛じゃなくてサンゴでも生えてんのかよっていうくらい勝負強いです。1年生のときからインカレなどの大舞台でもプレータイムを獲得し、“めちゃくちゃ点を取り続ける!”ってわけではないのに“コートにいるとキケン! エマージェンシー!”みたいな印象を受けるプレーヤー。

超人軍団・筑波大の中で、山口は1年生のときから活躍してきました

馬場雄大選手(現・Texas Legends、筑波大卒)を彷彿(ほうふつ)とさせるオールコートで活躍する身体能力を持っていますし、何より生粋のゲーマーです。この間、ゲーム実況の個人チャンネルも開設していました(どんだけ好っきゃねん)。フォートナイト(世界的に人気なアクションゲーム)が苦手な方は、会場に行った際、彼にノウハウを教えてもらってもいいかもしれません。

インカレ2019ではスターティングメンバーとして筑波大を優勝に導き、先程の西野選手と同じく、3年生ながら優秀選手賞を受賞しました! 特別指定選手として、Bリーグ・宇都宮ブレックスにも加入。今シーズンは4年間の集大成の勝負強さと、ゲームの腕前を披露してくれること間違いナシです。

シュートが決まったときは得意のギターポーズを披露! ラストシーズンでこのポーズが見たい!

泥臭さの権化、拓殖大学4年・杉野晴輝

スポーツを見る中で“泥臭いプレー”が好きな方、たくさんいると思います。野球でファールフライをダイビングキャッチする姿、サッカーであきらめず食らいつきスライディングをする瞬間。そんな“泥臭いプレー”を大学バスケで見せてくれるのが杉野晴輝(PF、194cm、四日市工業)です! もはや、泥臭いという言葉はこの男のためにあったのではないか! そう言っても過言ではない! 気がする。

杉野は笑顔がチャーミングすぎる選手なんです! そのチャーミングをぜひ会場で!

そんな泥臭さの権化みたいな杉野選手ですが、ぜひリバウンドを見てください。ルーキーズトーナメント2018では東海大との一戦で、『SLAM DUNK』桜木花道ばりの連続オフェンスリバウンドを見せてくれました! 点を取ること以外でゲームの流れを変えてくれるプレーヤーです。今シーズン1部リーグに復帰した拓殖大の新キャプテンとして、得意のリバウンドに加え、杉野選手がルーズボールに飛び込むアツいシーンなんかも、カルロスは勝手に想像しちゃっております!(興奮)

そんな彼は欅坂46の大ファンという一面もあります。バスケの杉野選手だけでなく、オタクな杉野選手も応援してあげてください。少し細めな彼ですが、ご飯はめちゃくちゃ食べるらしいので、全国のお母さん方、ご安心を。

大学No.1スコアラー、日本大学4年・杉本天昇

カルロス的には、大学No.1スコアラーは杉本天昇(てんしょう、SG、187cm、土浦日大)だと思っています! 天性の点取り屋であり、生粋のオフェンスマシーン。どんな状況でもゴールにねじ込むその姿は、「いやっ! なんでおま! その体勢から……いやっそれっ……ええっ!?」ってなるランキング1位かもしれません。例えるならば、コートに牛飼いが牛を大量に離していてギッチギチの中でもシュートを沈めてくれる……(分かりづらい)。それくらいタフショットを沈める印象が強いです。

杉本はFIBA 3x3 U23 Nations League 2019に日本代表として出場するなど、3x3でも活躍しています

土浦日大高(茨城)時代、関東新人戦2016では決勝で60得点。ルーキーズトーナメント2017の準決勝では42得点。インカレ2018では2年生ながら得点王となりました! 中でもすごいのが、FIBA U19バスケットボールワールドカップ2017ではNBAの舞台で活躍する八村塁選手(現・Washington Wizards、明成)とともに、スターティングメンバーとして日本代表を10位に導き、順位決定戦では15得点。世界相手にスコアラーとしての存在感を示しました。

そんな彼も、もうラストシーズンとなります。痛快な得点シーンを見たい方、ぜひ会場で杉本選手のわけの分からん体勢から決めるタフショットを生で見てください!

ビッグプレーの後には“天昇ポーズ”! あのステフィン・カリーからパ◯ったとかなんとか……

最後に言わせてください!

先日、スプリングトーナメント2020(第69回関東大学バスケットボール選手権大会)の中止が発表されました。いまの状況において大会がないのは、選手はもちろんファンの方々もつらい思いでいっぱいだと思います。ですが試合が再開したら、選手たちはプレーができないウズウズをコートで爆発させて、最高のプレーを披露してくれるはずです!

プロや社会人リーグで競技を続ける選手、学生で引退して正真正銘ラスト競技生活を送る選手、指導者の道に進む選手。様々な形のラストシーズンを迎える4年生がいます。その一人ひとりの学生スポーツ最後の姿を、ぜひ会場で見てください!

会場のスミで、全力で学生たちを応援している小太りブルーモンスターがいたら、そいつがカルロスです。この状況が収束したとき、最高のプレーをする選手たちを一緒に応援しましょう! セイヤッ!

今回紹介した選手もいますが、4年生以外も含めた今年期待のプレーヤーをカルロスが紹介している動画です。お暇なときぜひに!

クセが強い! あの人がこんなところに? 観戦が楽しくなる「大学バスケあるある」

バスケ応援団長・カルロスコラム

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