バスケ

連載:バスケ応援団長・カルロスコラム

特集:第72回全日本大学バスケ選手権

涙なしには語れない! カルロスの心を揺さぶったインカレバスケのベストシーン

優勝後の津屋選手。プロの舞台でも「#津屋ってる」姿を見せてくれるはず(撮影・全てCSPark)

みなさんこんにちは! 宇宙人イチ大学バスケを愛する(自称)宇宙人、カルロスです。第10回目コラムとなりました!! とってもありがとうございます。みなさんのおかげで今日という日を迎えられました。涙がちょちょぎれそうです……。全てが落ち着いて、もし会場でお会いできたら声をかけてください。この気持ちを歌にしたのでそれを聞いてほしいです。

東海大が2年ぶり6回目のインカレV 津屋一球主将の「東海大を象徴する魂」を後輩へ

毎日が感動の嵐!

インカレ2020が終了しましたね。今シーズン終了となります。チームの選手やスタッフの方々、開催してくださった学連・関係者のみなさま、本当にありがとうございました。カルロスは毎日が感動の嵐で、ずっと下唇をかんでいました(泣かないために)。

今回はそんなインカレ2020から、カルロスが選ぶベストシーンTOP3を紹介します。感動しすぎて靴下履き忘れるんじゃねえぞ! しもやけするぜっ。

第3位:やっぱり吉田健司監督はエンターテイナー!

第3位はこちらです! 準決勝、筑波大学vs.大東文化大学。オーバータイムにもつれる大激戦となったこの試合。過去の試合でもジャケットを脱ぐなど、そのパフォーマンスで会場を沸かせた筑波大学の吉田健司監督が、またしても舞ってくれました!

※CSParkスタッフが偶然回していたカメラで撮れた貴重映像です

この試合、合計で2回転んでいるんですよね……。ベンチでのパフォーマンスで選手を鼓舞(こぶ)し、会場を盛り上げてくれる吉田監督に来シーズンも注目です! ちなみに、吉田監督は最近Netflixで「鬼滅の刃」を見て完全にハマったらしいです。会場でも竈門炭治郎(かまどたんじろう)のエコバッグを持ち歩いていました……ナウい!

第2位:衝撃のラスト、そして監督からの言葉

第2位はこちらです。準々決勝、筑波大学vs.専修大学の激戦後の動画です。第4クオーター(Q)最後、専修大学のクベマ・ジョセフ・スティーブ選手(1年、福岡第一)が同点の場面でフリースローを2本外してしまい、オーバータイムへ。そのまま僅差で筑波大学が勝利しました。

試合後、スティーブ選手は涙を流していました。ルーキーながらチームのために責任感を持って戦っていました! カルロスはこの姿に心を撃たれました……。試合を通しての貢献度を考えれば、結果はスティーブ選手ひとりだけの責任ではありません。チームへのアツい思いが見えたシーンだと思います。まだ1年生です。高校バスケNo.1留学生の進化に来シーズンも期待です!

番外編:関西1位の快挙! 5位決定戦の裏側

番外編ということで、最終日の5位決定戦直後のワンシーンのお話をしたいと思います。関西1位・近畿大学が日本体育大学との接戦を制し、ベスト8入り。そして迎えた最終日、関東6位の優勝候補・専修大学をオーバータイムの末に破り、インカレ5位に輝きました! めちゃくちゃスゴいことです……。カルロスも会場で大大大興奮でした。

驚異的な得点力で打倒関東を果たした近畿大学のキーマン・パトリック選手!

試合終了後、喜びまくる近畿大学を追い、最後のミーティングへ。この試合で引退となる4年生たちの言葉や、準々決勝でけがをした主将・榎田拓真選手(4年、延岡学園)の話など。そして最後に、禿(かむろ)正信監督から新シーズンへの連絡。

「新シーズンの開始は1月14日の予定だったけど、2月から!」

ドオオオオオオオオオオオォォォぉ~ん!!!!! と代々木第二体育館が揺れました(笑)。ぶっちゃけ、インカレ期間中イチの近大メンバーの喜び方だったんじゃないかと思います。そして禿監督もめちゃくちゃうれしそうでした。近畿大学おめでとうございます!!

第1位:インカレには涙がある! 最高のラストシーンで閉幕

第1位はこちら! 決勝戦、東海大学vs.筑波大学のラストシーンです。第4Q残り32秒、お互いの4年生がコートへ。準々決勝でけがをした筑波大学主将・菅原暉選手(てる、4年、土浦日大)の姿もありました。

お互いへのリスペクト、4年生の思い、大学バスケが詰まったラストシーンだと思います! スター軍団・東海大学の4年生の木下碧人選手(4年、大分舞鶴)がシュートを決めた後は、コートもベンチも大騒ぎでした! スター軍団の中でプレータイムが少ない状況でも、チームのために行動して4年間戦ってきた木下選手のシュートを、東海大全員が喜んでいました。難しい今シーズンを後輩たちとともに乗り越えてきたんじゃないかと思います。

その一方で、筑波大学の菅原選手は1年生の時から試合に絡み、ラストイヤーは主将としてチームを引っ張ってきました。悔いの残る最後だったと思います。試合後に「この悔しさの分、次のステージで頑張ります」と言っていました。彼の戦いはもう始まっています。

そして、圧倒的な強さを見せた東海大学の主将・津屋一球選手(4年、洛南)の涙。……もう言葉はいらねえ! みんな、次のステージで戦う4年生たちを一緒に応援しましょう!!!

たくさんの感動をありがとう!

みなさん、今回もありがとうございました! いやはや……インカレ2020、本当に感動しました。今回紹介した以外にもたくさんのシーンがありました。紹介しきれないくらいの感動があって、それぞれの戦いがありました。CSParkでは色々な選手にインタビューした動画を、これからもドンドン配信していきます。来シーズンに向けて一緒に盛り上がっていきましょう!

改めて、4年生のみなさんお疲れ様でした。そしてありがとうみんな! カルロスは永久不滅でみんなのファンです。どこにいっても応援し続けます。

それではまたお会いしましょう! おつカルロス!

バスケ応援団長・カルロスコラム

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