ラグビー

特集:ジャパンラグビートップリーグ

明治大学から箸本龍雅と片倉康瑛がサントリーへ、帝京大学から尾﨑晟也の弟、泰雅も

サントリー入りする明治大学の箸本龍雅(撮影・全て朝日新聞社)

ラグビー・トップリーグ(TL)の各チームは今春大学を卒業見込みなどの2021年度新加入選手を順次発表します。来季から新リーグに移行するため最後となるシーズンは2月20日に開幕しましたが、新人選手は4月から出場が可能になります。

下川と大型FW3選手

リーグ単独最多の6度目の優勝を目指すサントリーサンゴリアスは全国大学選手権4強の明治大学主将だったロック/フランカー/No.8箸本龍雅(東福岡)ら5人の新入団選手を発表した。いずれも大学ラグビー界を引っ張ってきた逸材で、同じ明大からロックの片倉康瑛(明大中野)、大学選手権準優勝の早稲田大学で副将だったロック/フランカーの下川甲嗣(修猷館)と大型FWがそろって加わる。

明治ラグビーの新主将は箸本龍雅「早稲田に負けた瞬間の思いを一日も忘れない」
明治大学のLO片倉康瑛、FWの大黒柱はラインアウトを制して
早大で副将を務めた下川甲嗣

バックスでは2019年ユニバーシアード7人制の金メダル獲得に貢献した筑波大学のWTB/FB仁熊秀斗(石見智翠館)と帝京大学からユーティリテーバックス尾﨑泰雅(伏見工)が入団する。

スピード豊かな仁熊秀斗

箸本は「先輩方のプレーをたくさん吸収し、少しでも 早くチー ムの勝利に貢献できるように努力していきたいと思います」。兄の晟也に続いて入団する尾﨑は「サントリーサンゴリアスに貢献できるよう、日々努力し全力で取り組んでいきたいと思います」などとそれぞれコメントした。

サントリーで兄弟選手になる尾﨑泰雅

また、NECグリーンロケッツには、久保優(筑紫-早大)、菊田圭佑(仙台育英-法政大学)の両プロップら計4選手。神戸製鋼コベルコスティーラーズへは関東大学リーグ戦3連覇の東海大学からフッカーの山田生真(東海大仰星)、日野レッドドルフィンズにも東海大からプロップの小野広大(朝明)ら4選手の新加入が、2月に発表されている。

in Additionあわせて読みたい