ついに出た2カ月ぶりの一発 阪神・佐藤輝明がV争うヤクルトに重圧
朝日新聞社
2021/10/24
(最終更新:)
二回表阪神1死一、三塁、佐藤輝は先制の3点本塁打を放つ=上田潤撮影
二回表阪神1死一、三塁、先制の3点本塁打を放ち、テレビカメラに向かってポーズをとる佐藤輝=上田潤撮影
二回表阪神1死一、三塁、先制の3点本塁打を放ち、ベンチ前で祝福される佐藤輝(左)=上田潤撮影
二回表阪神1死一、三塁、先制の3点本塁打を放ち、ベンチ前で祝福される佐藤輝(左)=上田潤撮影
二回表阪神1死一、三塁、佐藤輝は先制の3点本塁打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズをする=上田潤撮影
阪神の佐藤輝明
甲子園球場で練習する阪神の佐藤輝明
阪神の佐藤輝明が24日の広島戦(マツダ)で約2カ月ぶりの特大の一発を放った。
二回1死一、三塁の第1打席。カウント1―2から、広島先発の九里亜蓮の内角直球をとらえた。右翼席へ、打った瞬間にそれと分かる24号3ランとなった。
打った瞬間、佐藤輝は打球を見ながら歩き出し、バットを高く掲げた。「絶対に負けられない試合で、つないでチャンスの場面を作ってもらったので、最高のバッティングができて良かったです」
本塁打は8月19日のDeNA戦以来。その後は不振による2軍落ちや、59打席連続無安打のスランプもあった。ベンチに帰ると選手や首脳陣も沸いた。
この試合がシーズン142試合目。あとは26日の中日戦を残すのみだ。ゲーム差なしで首位のヤクルトはこの日はナイターで巨人戦を控えており、佐藤輝の一発がプレッシャーをかける形になった。ヤクルト、阪神ともにこの日の試合前の時点で、最短26日に優勝する可能性がある。
=朝日新聞デジタル2021年10月24日掲載