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特集:第74回全日本大学バスケ選手権

「点差があっても」 最後まで攻め続けた東京医療保健大、7大会連続で決勝進出 

試合終了間際、3点シュートを決めて喜ぶ東京医療保健大の清水(右)とベンチの仲間たち(撮影・小俣勇貴)

第74回全日本大学バスケ選手権 女子準決勝

12月10日@ 国立代々木競技場 第二体育館(東京)
東京医療保健大学 104ー59 筑波大学

バスケットボールのインカレは12月10日、女子の準決勝があり、6連覇をめざす東京医療保健大学が筑波大学を下し、7大会連続で決勝進出を決めた。筑波大は7大会ぶりの決勝進出はならなかった。

東医保大は前半を47-20で折り返すと、後半もリードを広げ、ベンチ入りメンバー全員が出場して得点を記録した。

最後まで攻め続けた東医保大。試合終了間際、大会前の登録変更でベンチ入りを果たした清水桃佳(4年、津幡)が3点シュートを沈めると、ベンチはこの日一番の盛り上がりを見せた。

主将の矢島里都(4年、明秀学園日立)が振り返る。

「点差は開いていたけど、自分たちのバスケットをしないというのは違うし、エネルギーを温存するのも自分たちらしくない。自分たちのバスケットをしようと声をかけました」

決勝進出を決め、喜ぶ東京医療保健大の選手たち

試合後、喜びにひたる間もなく、仲間に呼びかけた。

「ここがゴールじゃない。明日」

6連覇がかかった集大成の大一番に臨む。

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