山梨学院、報徳学園破り初優勝 山梨勢は春夏初の頂点 選抜高校野球
朝日新聞社
2023/04/01
(最終更新:)
報徳学園―山梨学院 優勝し喜ぶ山梨学院の選手たち=田辺拓也撮影
報徳学園―山梨学院 初優勝を決め喜ぶ山梨学院の選手たち=新井義顕撮影
報徳学園―山梨学院 初優勝を決め喜ぶ山梨学院の選手たち=林敏行撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・岳原の適時二塁打と相手の失策で生還しガッツポーズする一塁走者星野(左)=小林一茂撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・佐仲は2点本塁打を放ち一塁をまわる=田辺拓也撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・星野の適時打で生還しガッツポーズする二塁走者伊藤=小林一茂撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・岳原は右中間に適時二塁打を放つ=小林一茂撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・佐仲は2点本塁打を放つ=2023年4月1日、阪神甲子園球場、田辺拓也撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・林は二塁打を放つ=田辺拓也撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・伊藤は同点の2点適時打を放つ=田辺拓也撮影
報徳学園―山梨学院 五回裏、山梨学院・星野は勝ち越しの適時打を放つ=田辺拓也撮影
第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、山梨学院が報徳学園(兵庫)を7―3で破り、初優勝を遂げた。山梨勢としても選抜、夏の全国選手権を通じて初の頂点。
山梨学院は出場6回目(中止となった2020年を含む)。エース林謙吾が安定し、1~3回戦はいずれも相手に1点しか許さなかった。準々決勝と準決勝で計18得点と打線も徐々に調子を上げた。記念大会のため例年より4校多い36校が出場、6勝しての優勝は初めてだった。
報徳学園は21年ぶりの優勝に届かなかった。
▼山梨勢が春通算30勝 26敗。初勝利は第39回(1967年)2回戦で甲府商が近大付(大阪)から。全国選手権は43勝(57敗)。
▼2県で優勝の監督は2人目 山梨学院の吉田監督は第81回(2009年)で清峰(長崎)を初優勝に導いた。選抜、全国選手権で違う都道府県の学校を率いて優勝した監督は、三池工(福岡)で第47回全国選手権を、東海大相模(神奈川)で第52回全国選手権を制した原貢氏以来。同一県の別の学校では木内幸男氏が取手二と常総学院(いずれも茨城)で、上甲正典氏が宇和島東と済美(いずれも愛媛)で優勝した。
▼6勝しての優勝は初 記念大会のため例年より4校多い36校が出場し、山梨学院を含む8校が1回戦から、28校が2回戦からの登場だった。34校が参加した第60回(1988年)以降、記念大会での優勝校はすべて2回戦からの登場だった。
=朝日新聞デジタル2023年04月01日掲載