プロ野球が開幕！　開幕カードで登録された全員がデビュー、青山美夏人は抑え投手に

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プロ野球の2023年シーズンが3月30日、新球場のエスコンフィールド北海道であった「北海道日本ハムファイターズ―東北楽天ゴールデンイーグルス戦」で幕を開けた。その他の10球団も3月31日に初戦を迎え、昨秋のドラフト会議で指名を受けた大学出身選手も次々にプロの世界でデビュー。開幕1軍をつかんだ選手や開幕カード3連戦で活躍した選手を紹介する。

8選手が開幕1軍、または開幕カードで登録

開幕1軍をつかんだ選手、開幕カード3連戦中に出場選手登録された選手は次の通り。

• 矢澤宏太（日本体育大学―北海道日本ハムファイターズ）
• 金村尚真（富士大学―北海道日本ハムファイターズ）
• 伊藤茉央（東京農業大北海道オホーツク―東北楽天ゴールデンイーグルス）
• 友杉篤輝（天理大学―千葉ロッテマリーンズ）
• 青山美夏人（亜細亜大学―埼玉西武ライオンズ）
• 森下翔太（中央大学―阪神タイガース）
• 林琢真（駒澤大学―横浜DeNAベイスターズ）
• 門脇誠（創価大学―読売ジャイアンツ）

森下翔太と林琢真は開幕スタメン

このうち開幕戦でスターティングメンバーに名を連ねたのは、「6番ライト」でデビューした森下と「2番サード」で出場した林。2人とも開幕戦は快音が聞かれなかったが、森下は2戦目にプロ初安打、初打点をマーク。3戦目は2安打2打点でチームの開幕3連勝に貢献し、お立ち台にも上がった。門脇は3戦目に代打で出場し、プロデビューを飾った。

パ・リーグでは、青山が西武の抑え投手として開幕から歩み出した。開幕戦こそ昨季まで所属していたオリックスの森友哉に同点本塁打を浴びてしまったが、雪辱の舞台は2日後に訪れた。3点を勝ち越した直後の九回にマウンドへ上がり、ピンチを背負いながらも無失点に抑え、松井稼頭央新監督に初勝利を届けた。投打「二刀流」の矢澤は開幕2戦目に「1番ライト」で、友杉は3戦目に「2番ショート」で先発し、ともにプロ初安打をマーク。金村は3戦目の先発を任され、伊藤も2戦目にリリーフ登板を果たした。