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特集:2022年 大学球界のドラフト候補たち

立教大・荘司康誠は楽天、白鷗大・曽谷龍平はオリックスが交渉権 大学生の指名一覧

「2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が10月20日にあった。大学生では、立教大学の荘司康誠(4年、新潟明訓)が、千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスから1巡目で指名を受けた。抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。

1巡目での指名を公言していた他の球団では、北海道日本ハムファイターズが日本体育大学の矢澤宏太(4年、藤嶺藤沢)、中日ドラゴンズが沖縄大学の仲地礼亜(4年、嘉手納)、埼玉西武ライオンズが早稲田大学の蛭間拓哉(4年、浦和学院)、オリックス・バファローズが白鷗大学の曽谷龍平(4年、明桜)公言通りに指名。抽選で荘司の交渉権を獲得できなかったロッテは、専修大学の菊地吏玖(4年、札幌大谷)、阪神タイガースは中央大学の森下翔太(4年、東海大相模)を外れ1位で指名し、交渉権を得た。

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ドラフト会議で支配下選手として指名された大学生の選手一覧は、以下の通り。

北海道日本ハムファイターズ

1位、矢澤宏太(日本体育大学、藤嶺藤沢)

2位、金村尚真(富士大学、岡山学芸館)

5位、奈良間大己(立正大学、常葉大菊川)

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中日ドラゴンズ

1位、仲地礼亜(沖縄大学、嘉手納)

2位、村松開人(明治大学、静岡)

6位、田中幹也(亜細亜大学、東海大菅生)

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千葉ロッテマリーンズ

1位、菊地吏玖(専修大学、札幌大谷)

2位、友杉篤輝(天理大学、立正大淞南)

広島東洋カープ

7位、久保修(大阪観光大学、石見智翠館)

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東北楽天ゴールデンイーグルス

1位、荘司康誠(立教大学、新潟明訓)

3位、渡辺翔太(九州産業大学、北九州)

4位、伊藤茉央(東京農業大北海道オホーツク、喜多方)

読売ジャイアンツ

2位、萩尾匡也(慶應義塾大学、文徳)

3位、田中千晴(國學院大学、浪速)

4位、門脇誠(創価大学、創価)

埼玉西武ライオンズ

1位、蛭間拓哉(早稲田大学、浦和学院)

4位、青山美夏人(亜細亜大学、横浜隼人)

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阪神タイガース

1位、森下翔太(中央大学、東海大相模)

福岡ソフトバンクホークス

3位、甲斐生海(東北福祉大学、九州国際大付)

5位、松本晴(亜細亜大学、樟南)

6位、吉田賢吾(桐蔭横浜大学、横浜商大)

横浜DeNAベイスターズ

3位、林琢真(駒澤大学、東邦)

5位、橋本達弥(慶應義塾大学、長田)

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オリックス・バファローズ

1位、曽谷龍平(白鷗大学、明桜)

4位、杉澤龍(東北福祉大学、東北)

東京ヤクルトスワローズ

3位、澤井廉(中京大学、中京大中京)

5位、北村恵吾(中央大学、近江)

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