競泳男子、18歳の松下知之が銀メダル 大舞台で自己ベスト大幅更新
パリ・オリンピック(五輪)第3日は28日、競泳の男子400メートル個人メドレー決勝があり、日本の松下知之(18)=東洋大=が4分8秒62で銀メダルを獲得した。
今大会の競泳陣で第1号メダルとなった。この種目での日本勢の表彰台は、2012年ロンドン五輪で銅、16年リオデジャネイロ五輪で金の萩野公介、リオ五輪で銅の瀬戸大也に続く3人目。
栃木県出身。今年3月の五輪代表選考会で瀬戸を破って優勝し、初出場を決めた。この時に出した4分10秒04が従来の自己ベストで、それを大舞台で大幅に更新した。
4月に東洋大に進学し、萩野や東京五輪2冠の大橋悠依らを育てた平井伯昌コーチの指導を受けている。今大会は予選で4分11秒18をマークし、全体5番手で決勝に進んでいた。
=朝日新聞デジタル2024年07月29日掲載