アメフト

特集:関東学生アメフト主将インタビュー2024

東京大学・DB小城陽人主将 フィニッシュまで「一瞬必勝」を貫き、ヒットで圧倒する

東京大の小城陽人主将。ヒットで勝つためヒット練習を重視している(ともに提供・東京大学アメリカンフットボール部)

2024年度の関東学生アメリカンフットボールリーグ1部のTOP8が8月31日に開幕します。今年から全日本大学選手権の大会方式が変更され、3位までトーナメントに進出できることになりました。新方式の秋シーズンを前に、4years.からTOP8所属チームの主将に意気込みを聞きました。今回は東京大学のDB小城陽人主将(4年、大阪教育大附属池田)です。

質問1 2024年度のチームスローガンと、そこに込めた思いを教えてください。

今年度のチームスローガンは「一瞬必勝」です。「一瞬必勝」には、日々の練習、ひいては日常生活においての一瞬一瞬において日本一になれるのかという基準のもと必ず自分に勝つ、関東のTOP8のチームやプレーオフで当たるであろう関西の大学をイメージして勝てるよう行動するという意味をこめています。

質問2  今年のチームの特徴(プレースタイルや力を入れてきた点)を教えてください。

今年はヒットに力を入れ、スタートからフィニッシュまでヒットで圧倒することをチームの共通認識としています。春合宿からチーム全体でヒットをする時間を作りそれを毎日継続してきました。

質問3 キャプテンに就任以降、新たに取り組んだことやチームを変えたこと、逆に従来通りで変えずに大切にしていることを教えて下さい。

新しく取り組んでいることは前述しました通り、このチームはヒットで勝つということを掲げヒット練習に重きを置いたことです。

いかに練習が大切かということを身をもって実感した昨シーズンでした。去年から引き継ぎ、より良いものにしていこうとしているものとして練習の雰囲気を作る声出しがあげられます。

日々の練習、日常生活から「一瞬必勝」を心掛け行動している
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質問4 今年からリーグ戦3位までが全日本大学選手権トーナメントに出られることになり、甲子園ボウルが関西勢同士や関東勢同士になる可能性もあります。この変更に対する受け止めや、対応策などについて教えて下さい。

常勝軍団ではない我々東大にとっては日本一になれるチャンスの増えた変更だと感じています。ただ、まずはリーグ戦を1位で通過するという目標は変わらないため特に対応を変えることはなく、目の前の一戦にかけるという方針でやっています。

質問5 この秋のキーマンを1人教えてください。併せて理由もお聞かせください。

3年TE太田明宏(大阪星光学院)です。日本選抜やU-20日本代表に選ばれ、対戦校からマークされるのは必至だと思いますが、彼の強いヒット、絶対に倒すという熱いパッションで活躍してくれると期待しています。

質問6 最後に、秋シーズンの目標・意気込みとともに、ファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

いつもご支援ご声援誠にありがとうございます。秋シーズンはチームで掲げた一瞬必勝というスローガンを常に実行し、スタートからフィニッシュまでヒットで圧倒することで日本一になれるよう戦ってまいります。引き続き応援よろしくお願いします。

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