【写真】サマーカップシニア女子は青木祐奈がV、中京大の松生理乃2位、河辺愛菜3位
浅野有美
2024/08/14
(最終更新:)
シニア女子の表彰式。左から2位の松生理乃、優勝の青木祐奈、3位の河辺愛菜(すべて撮影・浅野有美)
シニア女子で優勝した青木祐奈(MFアカデミー)
現役続行を決めた青木祐奈(MFアカデミー)は新しいプログラムを披露した
2位の松生理乃(中京大学)
松生理乃(中京大学)はすべてのスピンでレベル4を獲得した
3位の河辺愛菜(中京大学)
河辺愛菜(中京大学)の演技力に注目
4位の住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大学)
5位の三宅咲綺(岡山理科大学)
6位の白岩優奈(関西大学)
7位の山下真瑚(中京大学)
8位の大庭雅(東海東京FH)
9位の籠谷歩未(神戸クラブ)
10位の柴野ちりさ(甲南女子大学)
11位の浦松千聖(ちさと、中京大学)
12位の平金桐(法政大学)
シニア女子の表彰式
シニア女子表彰式の様子
ジュニア男子で優勝した中田璃士(TOKIOインカラミ)
中田璃士(TOKIOインカラミ)は身長が伸び、演技が大きく見えるようになった
2位の高橋星名(木下アカデミー)
3位の蛯原大弥(駒場学園高校)
4位の森遼人(MFアカデミー)
5位の朝賀俊太朗(関西大学)
6位の植村駿(ユニバースFSC)
ジュニア男子の表彰式
フィギュアスケートの「サマーカップ2024」のシニア女子とジュニア男子のフリーが8月13日、木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県立アイスアリーナ)であった。シニア女子は今春日本大学を卒業した青木祐奈(MFアカデミー)が初優勝した。2、3位にともに中京大学2年の松生理乃、河辺愛菜が続いた。
ショートプログラム(SP)首位の青木は、フリー冒頭で3回転ルッツ-3回転ループの高難度の連続ジャンプを成功させ、フリーも1位となる117.79点をマーク、合計186.36点でトップを維持した。今シーズンのSPではタンゴに挑戦し、表現の幅を広げている。「初披露のSPとフリーは自分の中でも気持ちよく滑ることができた。今シーズンは(プログラムを)滑り切ったと思えるように頑張ります」と笑顔を見せた。
松生は3回転ルッツ-3回転トール-プ-2回転トール-プの3連続ジャンプを決め、スピンも最高のレベル4でそろえて2位に入った。「悔しい部分はたくさんあるが、(昨年は5位で)今回は表彰台の乗ることができてすごくうれしい」と話した。3位の河辺は演技力で魅了した。「シーズン最初の方は納得いく演技ができていないシーズンが多いが、その中ではまとめられた方なので一歩成長できたのかな」と振り返った。
ジュニア男子を制したのは、今年の世界ジュニア選手権で初出場ながら銀メダルを獲得した中田璃士(りお、TOKIOインカラミ)。4回転サルコーや3回転半(トリプルアクセル)からの3連続ジャンプを確実に決めてフリー1位となる138.73点を出し、合計209.16点でSP2位から逆転した。
大会の様子を写真で紹介する。