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特集:第68回全日本大学野球選手権

明治大が38年ぶりの王者へコールド発進 全日本大学野球選手権

この春公式戦初先発ながら、好投した明治大の伊勢(写真はすべて撮影・北川直樹)

第68回全日本大学野球選手権第3日

6月12日@神宮球場
2回戦 明治大(東京六大学)9x-2(7回コールド)福井工業大(北陸大学)

東京六大学を勝ち点5の完全優勝で制した明治大学と、初戦で上武大を倒した福井工業大が2回戦で対戦した。福井工大が4回に2点を先制したが、明治大がその裏すぐに追いつき、5回に勝ち越し。6、7回と追加点を挙げた明治大がコールド勝ちをおさめた。

明治の4番北本が3安打4打点

福井工大は4回、2死二塁から5番神藤廉大(4年、明徳義塾)が右中間を破る二塁打を放って先制。続く6番仲響生(4年、興南)のセンター前ヒットで神藤が返り、リードを2点とした。

明治大もその裏、7番陶山勇軌(すやま、2年、常総学院)のライト前へのタイムリー、9番清水頌太(4年、春日部共栄)のセンターへの犠牲フライですぐに追いつく。5回には4番北本一樹(4年、二松學舍大附)のタイムリーヒットで勝ち越し、さらに相手捕手の悪送球などで5-2とリードを広げた。

明治大の北本が6回に3ランを放った

6回には北本が左翼席に3ランをたたき込み、7回には2番丸山和郁(2年、前橋育英)のタイムリーヒットで9-2と7点差とし、大会規定によりコールド勝ちをおさめた。4番の北本は4打数3安打4打点の活躍だった。

明治大は主将でエースの森下暢仁(4年、大分商)を温存し、今春のリーグ戦では先発のなかった伊勢大夢(ひろむ、4年、九州学院)が先発。最速147kmをマークした直球を軸に、6回93球を投げ、被安打3、失点2と試合をつくった。

福井工大は登板した5人の投手が計9四死球と制球に苦しみ、走者をためたところを明治大に打ち込まれた。

4回に先制したあと、福井工大の神藤が頭から2点目のホームイン

久々の先発、気持ちよかった

明治大・伊勢大夢の話
「今日先発するのは4、5日前に監督から言われました。初回の入り、試合の入りでこの大会は決まると思っていたので、先発を任せてもらえたのは、期待されているということ。気持ちを入れてこの数日、取り組んできました。神宮では久々の先発で、きれいなマウンドに立てて、気持ちよかったです。後ろ(リリーフ)も嫌いじゃないですけど、やっぱり先発にはこだわりがあります」

明日につなげてほしい

明治大・善波達也監督の話
「昨日、福井工大さんがいい勝ち方をしていたので、初戦は難しいなと思ってました。その中で、中盤からは自分たちのペースがつかめました。とりあえずこの大会の流れに入ることができたかなという感じです。選手たちは今日1試合やったことを、明日につなげていってもらいたいです。先発の伊勢はリーグ戦のときよりだいぶ球質が上がっていて、使えるピッチングをしてくれたなと思います」

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