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サッカー界のレジェンド集結! 北澤豪、城彰二、中澤佑二が日本代表ユニフォームを語る

日本代表のユニフォームについて語る北澤さん、城さん、中澤さんの3人(すべて撮影・橋本啓)

朝日新聞スポーツイベント「TOKYOユニコレ2019ニッポン応援宣言」が11月9日、都内であった。アディダス社から新たにリリースされたサッカー日本代表ユニフォームのプロモーションを兼ねたこのイベントには、スポーツ界をはじめ、あらゆる業界で活躍するゲストが登場。トークショーなどで集まったサッカーファンを楽しませてくれた。

城さんのスペインの友人から「すごくいい」の声も

「サッカー界レジェンドトークショー」には、元サッカー日本代表の北澤豪さん、城彰二さん、中澤佑二さんの3人が登壇。“日本晴れ”というコンセプトをもとにした迷彩柄が前面にあしらわれた新ユニフォームについて、北澤さんは「普段着てても違和感がない。これから先、着用する人が増えそう」と語った。

新ユニフォームのビッグジャージもお披露目された

新ユニフォームは2022FIFAワールドカップ・カタール大会に向けた予選で着用されるのはもちろん、東京2020オリンピックでもこのデザインをベースとしたものを男女の代表チームが身にまとう。デザインに関してネット上では賛否両論あったそうだが、海外からは高く評価する声もあがったという。城さんはスペインの友人から「すごくいいユニフォームだから、すぐに発注をかけてくれ」と連絡を受けというエピソードを明かした。

城さんが明かす「マイアミの奇跡」の前日

トークショーではユニフォームにちなみ、日本代表時代に着た「思い出のユニフォーム」についても話が及んだ。北澤さんはフランスワールドカップ最終予選で着用していた当時のユニフォームを持参。炎のロゴがあしらわれたユニフォームを手に、「子どものころからこれを着ようと思って頑張ってきました。このユニフォームを着る上で『日本代表としてピッチに立てない人の分まで頑張らなきゃいけない』という責任があるなと感じましたね」と、その重みを説いた。

持参した思い出のユニフォームを掲げる北澤さん

“炎のユニフォーム”は1996年アトランタオリンピックでも着用され、城さんは同大会のグループリーグ初戦で強敵ブラジルを下した「マイアミの奇跡」に触れた。FWとして先発出場した城さんは「実際にやってみたら大人と子どものサッカーでした。結果は1-0でしたけど、内容を考えたら絶対に勝てないと思ってやってました」と振り返った。

さらにその試合前日の裏話も披露。チームメイトとショッピングに出かけたそうだが、渋滞にはまり練習に遅刻してしまったのだという。「普通、試合の前日に買い物には行かないです。つまり、それくらい諦めてたんですよ。実力差があるから無理だろうと思いながら、ピッチでは一生懸命戦ってましたけど、無心でやった結果がそうなった。マイアミの奇跡は、間違いなく奇跡です」と締めた。

中澤さんの記憶に残るユニフォームは?

最後に、新ユニフォームを着用する代表チームにどんなサッカーを見せてほしいかを尋ねた。中澤さんは「『日本代表になりたい』と思ったときのユニフォームって自分の中で記憶に残ってますし、それが自分の中でのエネルギーとなってプロサッカー選手を目指すんだとか、どんなつらい練習にも耐えるんだというところにつながってきます」と、実体験を踏まえて説明。いまの代表のユニフォームに対しても「『このユニフォームのときに俺はプロを目指したいと思ったんだ』って言う子どもたちが出てくると思います」と続け、男女代表とU-22代表に向けてエールを送った。

イベントを盛り上げたゲストたち

イベントにはその後、カヌー日本代表で東京2020オリンピック代表に内定している羽根田卓也選手や、元バレーボール女子日本代表の木村沙織さんに加え、ブラインドサッカー日本代表の川村怜選手や車いすラグビーの倉橋香衣選手といったパラアスリートも登場。さらに、欅坂(けやきざか)46の尾関梨香さん、菅井友香さん、守屋茜さん、日向坂(ひなたざか)46の佐々木久美さん、佐々木美玲さん、渡邉美穂さん、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(ザ・ランペイジ・フロム・エグザイル・トライブ)のRIKU(りく)さんをゲストに迎え、大いに盛り上がった。