陸上・駅伝

特集:第97回箱根駅伝

箱根駅伝往路当日変更・シード10校編 東海・塩澤は1区、早稲田・中谷は3区に

中谷(左)は2年連続1区をつとめていたが、今年は3区に入った(撮影・安本夏望)

1月2、3日開催の第97回箱根駅伝、往路の当日メンバー変更が発表された。大会は往復10区間、217.1kmで競われる。メンバー変更は例年は往復4人までとされていたが、今大会では6人まで変更可能となっている。なお、1日に変更できる最大人数は4人まで。この記事では前回シード権を獲得した10校の当日変更を紹介する。

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箱根駅伝復路当日変更・シード10校編 東洋大・西山は7区に

前回1位 青山学院大学

2連覇を目指す青山学院大学。3区に昨年アンカーをつとめた湯原、4区にスーパールーキーの佐藤が入った。

 1区 𠮷田圭太(4年、世羅)         
 2区 中村唯翔(2年、流通経大柏)   
 3区 大澤佑介(2年、樹徳)→湯原慶吾(3年、水戸工)
 4区 脇田幸太朗(2年、新城東)→佐藤一世(1年、八千代松陰)
 5区 竹石尚人(4年、鶴崎工)

前回2位 東海大学

前々回大会で箱根駅伝初優勝、今年王座奪還を目指す東海大学。1区にキャプテンでエースの塩澤、3区には全日本大学駅伝でも活躍したルーキーの石原が入った。

 1区 市村朋樹(3年、埼玉栄)→塩澤稀夕(4年、伊賀白鳳)
 2区 名取燎太(4年、佐久長聖)
 3区 田中康靖(3年、小林)→石原翔太郎(1年、倉敷)
 4区 佐伯陽生(1年、伊賀白鳳)
 5区 西田壮志(4年、九州学院)

前回3位 國學院大學

昨年3位、今年も総合3位を目標としている國學院大學。エースの藤木が当日変更で昨年と同じ1区に。4年生の臼井が3区、副キャプテンの河東が4区に入った。

 1区 門田秀利(4年、松山商)→藤木宏太(3年、北海道栄)
 2区 中西大翔(2年、金沢龍谷)
 3区 石川航平(3年、日体大柏)→臼井健太(4年、鳥取城北)
 4区 藤村遼河(4年、東京実)→河東寛大(4年、樟南)
 5区 殿地琢朗(3年、益田清風)

前回4位 帝京大学

学内最高の3位を目指す帝京大学。変更は4区のみで、3年の中村が入った。

 1区 小野寺悠(4年、加藤学園)
 2区 星岳(4年、明成)
 3区 遠藤大地(3年、古川工)
 4区 新井大貴(2年、前橋育英)→中村風馬(3年、草津東)
 5区 細谷翔馬(3年、東北)

前回5位 東京国際大学

昨年大躍進を遂げた東京国際大学。大志田秀次監督は「固く固くシード権を守りたい」とチーム力を底上げし臨む。1区には昨年と同様丹所が、2区には以前から公言していた通りヴィンセントが入った。

 1区 三浦瞭太郎(3年、東農大二)→丹所健(2年、湘南工科大附)
 2区 ルカ・ムセンビ(2年、仙台育英) →イェゴン・ヴィンセント(2年、チェビルベレク)
 3区 内田光(4年、佐久長聖)
 4区 宗像聖(2年、学法石川)
 5区 荒井雄哉(4年、東海大山形) 

前回6位 明治大学

前回6位、今大会ではさらに上位をうかがい優勝も狙うとチーム力を高めてきた明治大学。3、4、5区を変更しいずれも主力選手を配置した。

 1区 児玉真輝(1年、鎌倉学園)
 2区 加藤大誠(2年、鹿児島実)
 3区 村上純大(4年、専大松戸)→小袖英人(4年、八戸学院光星)
 4区 金橋佳佑(3年、札幌山の手)→櫛田佳希(2年、学法石川)
 5区 樋口大介(4年、伊賀白鳳) →鈴木聖人(3年、水城)

前回7位 早稲田大学

総合3位を目標にする早稲田大学は、エースの中谷が3区に。3回目で初の1区以外となる。

 1区 辻文哉(1年、早稲田実) →井川龍人(2年、九州学院)
 2区 太田直希(3年、浜松日体)
 3区 菖蒲敦司(1年、西京)→中谷雄飛(3年、佐久長聖)
 4区 鈴木創士(2年、浜松日体)
 5区 諸冨湧(1年、洛南)

前回8位 駒澤大学

総合3位以上を目指す駒澤大学。ルーキーの白鳥が1区をつとめる。5区にも同じくルーキーの鈴木が入った。

 1区 加藤淳(4年、西脇工)→白鳥哲汰(1年、埼玉栄)
 2区 田澤廉(2年、青森山田)
 3区 青柿響(1年、聖望学園)→小林歩(4年、関大北陽)
 4区 酒井亮太(2年、西脇工)
 5区 円健介(2年、倉敷)→鈴木芽吹(1年、佐久長聖)

前回9位 創価大学

前回大会9位で初シード権、今大会では3位を目標とする創価大学。3から5区に変更があり、主力選手を投入した。

 1区 福田悠一(4年、米子東)
 2区 フィリップ・ムルワ(2年、キテタボーイズ) 
 3区 山森龍暁(1年、鯖江)→葛西潤(2年、関西創価)
 4区 吉田悠良(1年、利府) →嶋津雄大(3年、若葉総合)
 5区 森下治(1年、屋久島)→三上雄太(3年、遊学館)

前回10位 東洋大学

前回大会で途切れた11年連続の総合3位以内。今年は「強い東洋」を取り戻すことをテーマに取り組んできた。当日変更は3区の前田のみ。

 1区 児玉悠輔(2年、東北)
 2区 松山和希(1年、学法石川)
 3区 村上太一(1年、北見緑陵) →前田義弘(2年、東洋大牛久)
 4区 吉川洋次(4年、那須拓陽)
 5区 宮下隼人(3年、富士河口湖) 

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