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連載:バスケ応援団長・カルロスコラム

米須玲音を筆頭にヤバいぞ日大ルーキー! 大学バスケ界の「台風の目」になる予感大

米須選手は3月7日、特別指定選手として初めて川崎ブレイブサンダースのホームコートに立ちました(写真提供・B.LEAGUE)

みなさんこんにちは! 宇宙人イチ大学バスケを愛する(自称)宇宙人、カルロスです。いかがお過ごしでしょうか? カルロスは最近、自船のマットレスを変えました。もうね、少し値段が張るのに抵抗があっても、睡眠が変わると生活が変わります。マジでオススメです。あ、いっけね! 無重力だから寝る時とか関係なかったや! てへへ。

今回は高校生Bリーガーとして活躍する米須玲音選手(東山高3年)が進学する日本大学について書いていこうと思います。米須選手を含め、他のルーキーたちもスペシャルです! カルロス的に、新シーズンにおける大学バスケの台風の目になる予感がしています。戦力分析なんかもしていくので最後までぜひ!

爆発力のあるシューター軍団、それが日本大学!

近年の日大は土浦日大高校(茨城)出身の世代有数のシューターを擁(よう)してきました。今年卒業となる杉本天昇選手(B2群馬クレインサンダーズ)、その上には松脇圭志選手(B1富山グラウジーズ)、そしてその上に本村亮輔選手(B2熊本ヴォルターズ)などがいます。

日大・杉本天昇、天性のスコアラーは最後のインカレでも点を取って取って取りまくる

2020年シーズンの戦績はオータムカップ2020で1部8位、インカレ2020でベスト16。インカレ2018では3位となったチームですが、この2年間はメダルに届いていません。今シーズンは卒業する4年生たちが多くゲームに絡んでいました。新シーズンの主要メンバーには、B1・大阪エヴェッサで特別指定選手として活躍した高原晟也選手(3年、土浦日大)やスラッシャー黒田亘選手(3年、安城学園)がいます!

高原選手(左)もいよいよラストイヤーを迎えます(撮影・CSPark)

その下には今シーズンからスタートメンバーとなったビッグサイズフォワード佐藤大介選手(2年、桐生第一)や実力派ポイントガード飯尾文哉選手(2年、洛南)。そしてルーキーには“鹿児島のウェストブルック”(勝手に呼んでるだけ)として活躍した野口侑真選手(1年、川内)や、NBA・デンバーナゲッツのニコラ・ヨキッチみのある華麗なパスを時たま見せてくれるクリバリー ガウソウ選手(1年、成立学園)などなどなど! プレータイムが多かったメンバーもしっかり残っています。

ここに加わるスーパールーキーたち……。ああ、想像しただけで恐ろしいぜ!! 台風の目過ぎるぜ! め!

ファンタジスタ・米須を中心にバランスが良すぎやしないか!?

新シーズン、日大に加入するルーキーはこちらです!

・米須玲音(PG/176cm/東山)
・一戸啓吾(SG/180cm/明成)
・宮城真斗(SF/189cm/興南)
・名城怜真(PG/173cm/興南)
・松村竜吾(SF/189cm/土浦日大)
・井上水都(SG/187cm/土浦日大)
・新沼康生(SF/193cm/日大豊山)
・藤温大(SF/186cm/桐生第一)
・丸山賢人(SG/192cm/報徳学園)
・コンゴロー デイビット(C/205cm/報徳学園)

ウインターカップで発揮された米須選手(中央)のリーダーシップにも注目!(写真提供・JBA)

注目選手はやはり米須選手! B1・川崎ブレイブサンダースで特別指定選手として活動しています。世代No.1ガードなんじゃないでしょうか!? 米須選手の魅力はなんといってもアシスト! 鬼フィジカルで決定力が強く、スポットシューターとしても活躍できる高原選手や留学生選手との連携は、想像するだけで白目になりそうです。加えて、ウインターカップ2020で見せたあふれ出んばかりの熱い気持ちとリーダーシップをルーキーから発揮できれば、チームの中心となる可能性もあります。

そしてその米須選手とウインターカップ2020決勝で戦った一戸選手。得点力のあるガードで、決勝の舞台でも17得点! 米須選手とのコンボガードとか見られたら、高校バスケファン的には替え玉5つですよね。

更に世代別代表候補にも入ってきた土浦日大高の松村選手&井上選手! ウインターカップ2020には新型コロナウイルスの影響で出場できませんでしたが、めちゃくちゃ楽しみです。と言うのも、カルロスがCSPark YouTubeで行った新入生発表ライブ配信では、「この2選手がヤバい」というコメントが多かったので勝手に期待しております。ファンのみなさんのパワーはすんごい!

丸山選手・コンゴロー選手の報徳学園の2選手にも注目です。丸山選手は高校2年生の時にU18日本代表候補にも名を連ね、高いシュート力が注目される選手です。コンゴロー選手は言わずもがな、超絶破壊力のある留学生選手です。日大ゴール下の番人としてハンパねえダンクをかましてくれる期待をしております! ちなみにこの2人は中学校も一緒で、全中3位になっているそうです。中高大と一緒で大学で日本一とったら中学の先生泣いちゃうぞ! カルロスも一緒に泣くけど!!

全員を紹介できずで申し訳ないです……。でも他の選手も高校バスケで活躍した猛者です! 大学バスケの舞台でも活躍しそうなワクワクするルーキーがたっくさんです。逆にカルロスは高校バスケにそこまで詳しくないので、みなさん、他の情報を知っていたらぜひ教えてくださいヌェ!!

どうなるん!? 日大のスタートメンバー!

さてさてさーて、ここから日大の新シーズンスタートメンバーを大予想していきます! ここからが本題であります。以前、東海大学のスタートメンバー予想をしましたが、その時と同じく、カルロスの言っていることは奇想天外大外れの可能性もあるので、それ込みで読んでくださいね。

スター軍団と河村勇輝たちスーパールーキーの融合! 今年の東海大戦力大予想

どどん!

・PG 米須玲音
・SG 高原晟也
・SG 黒田亘
・F 佐藤大介
・C コンゴロー デイビット

です! 正直、PGのところは飯尾選手と悩みましたが、流れを変えたりゲームを安定させたりする役割的にも、6thマンの方が熱いのかなと! そして両ウイングには自分でクリエイトもできてシューターとしても活躍でき、そのフィジカルモンスターハッスルでディフェンスもハードにできる高原選手。そして1on1に強い黒田選手です! バックアップには、ルーキーから活躍した走れるオールラウンダー野口選手や、新キャプテンの若林行宗選手(3年、日大豊山)がいます。若林選手はルーキーズトーナメント2019でも活躍したこの代の中心選手なので、ラストシーズンが超楽しみです!

インサイドの4番ポジションは、今シーズン経験を積んだ能力のある佐藤選手。ここの控えメンバーが難しいところなんですが、身長199cmとビッグサイズの原大晴選手(3年、東京)か、はたまたサイズの大きいフォワードを入れて流行りの4out1in気味にしてくるのか……。メンバー層が厚くなったからこそ、想像の余地が広がってまうぜ工藤。

“鹿児島のウェストブルック”こと野口選手もしっかりとチームを支えてくれるはず!(撮影・CSPark)

ラスト! センターですが、やはりコンゴロー選手かなと思います。クリバリー ガウソウ選手(1年、成立学園)は身体能力が高い選手ですが、超発展途上な部分もあると思うので、控えの方が相手ディフェンス的にも嫌だなと思いました。キャリアが濃く、インサイド周りでファイトできるコンゴロー選手がスタートという予想です。専修大学のクベマ・ジョセフ・スティーブ選手(1年、福岡第一)のように、ルーキーから大爆発する予感がビッシビシしております!

カルロス的に鍵となるのはコンゴロー選手です! 米須選手のアシストへの合わせ、高原選手など外回りの選手とのピック&ロール、そしてシューターが多い中でのリバウンド。インサイドの選手が活躍すると、誰をマークしてもどこからでも点をとれそうな恐ろしい超爆発力のあるチームになります! ランニングプレーが得意な走れる選手もたくさんいるので、米須選手がガンガン前にプッシュしたら速攻からの得点も増えそうです。楽しみうえええい!

どう? 台風の目じゃない??

日大の新シーズンメンバーの紹介をさせていただきました。みなさんどうでしょうか? 米須選手の進路に驚いたバスケファンの方も多いと思います。カルロスもそのひとりでした。しかし有名選手が各々違う大学に進み、大学バスケの舞台で戦い合うことは、応援団長カルロスからしたら楽しみでしかないです。高校生選手の進路決定には色々な形があると思います。

ここからはカルロスの勝手な予想ですが、米須選手は自身のプレータイムを下級生から獲得し、そして留学生選手とプレーし、Bリーグへつなげるために日大を選んだのではないかなと思います。もちろん他にも様々な理由があると思います!

高校バスケで活躍したルーキーたちが加入する新しい日本大学。こりゃ台風の目になるぞ! 新シーズンの大学バスケも超アツいです。色々なことが落ち着いて、みなさんと一緒に会場でワイワイできる日を楽しみにしてますカルロス!

バスケ応援団長・カルロスコラム

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