箱根駅伝復路当日変更予選会からの10校&関東学連、中大は10年ぶりシード権目指す
1月2、3日開催の第98回箱根駅伝、復路の当日メンバー変更が発表された。大会は往復10区間、217.1kmで競われる。メンバー変更は前回同様、往復6人まで変更可能となっている。なお、1日に変更できる最大人数は4人まで。この記事では予選会上位10位に入り出場権を獲得した大学と、関東学生連合チームの往路も含めた当日変更を紹介する。
予選会1位 明治大学(往路17位)
前回大会は往路14位から復路は7位で総合11位まで盛り返した。前回9区の富田が7区で起用される。
1区 手嶋杏丞(4年、宮崎日大)
2区 新谷紘ノ介(1年、世羅)→鈴木聖人(4年、水城)
3区 曳田道斗(1年、宮崎日大)→児玉真輝(2年、鎌倉学園)
4区 小澤大輝(3年、韮山)
5区 下條乃將(3年、東京実業)
6区 杉本龍陽(3年、札幌日大)
7区 漆畑瑠人(3年、鹿児島城西)→富田峻平(3年、八千代松陰)
8区 櫛田佳希(3年、学法石川)
9区 金橋佳佑(4年、札幌山の手)→加藤大誠(3年、鹿児島実業)
10区 橋本大輝(4年、須磨学園)
予選会2位 中央大学(往路6位)
復路3位となった前回大会を再現できるか。4年生の井上がアンカーに。名門が10年ぶりのシード権獲得を目指す。
1区 吉居大和(2年、仙台育英)
2区 手島駿(4年、國學院久我山)
3区 園木大斗(2年、開新)→三浦拓朗(4年、西脇工業)
4区 中野翔太(2年、世羅)
5区 阿部陽樹(1年、西京)
6区 若林陽大(3年、倉敷)
7区 居田優太(2年、草津東)
8区 田井野悠介(3年、世羅)→中澤雄大(3年、学法石川)
9区 湯浅仁(2年、宮崎日大)
10区 森凪也(4年、福岡大大濠)→井上大輝(4年、須磨学園)
予選会3位 日本体育大学(往路16位)
74年連続出場の意地で前回の総合14位は上回りたい。9、10区を当日入れ替えた。
1区 大森椋太(2年、玉野光南)→髙津浩揮(3年、九州学院)
2区 藤本珠輝(3年、西脇工業)
3区 水金大亮(2年、報徳学園)→大畑怜士(4年、島田)
4区 分須尊紀(1年、東農大二)
5区 吉冨純也(2年、大牟田)
6区 盛本聖也(3年、洛南)
7区 漆畑徳輝(2年、山梨学院)
8区 九嶋大雅(3年、伊賀白鳳)
9区 岡嶋翼(4年、遊学館)→大内宏樹(4年、松山商業)
10区 名村樹哉(3年、四日市工)→佐藤慎巴(4年、埼玉栄)
予選会4位 山梨学院大学(往路15位)
前回の総合19位は上回りたい。8区に橘田を起用する。
1区 木山達哉(3年、尽誠学園)
2区 ポールオニエゴ(4年、モコンガ)
3区 髙木翔瑛(2年、熊本工業)→高田尚暉(1年、花輪)
4区 伊東大暉(3年、鹿児島実業)
5区 成毛志優(4年、富里)
6区 矢島洸一(4年、県山梨学院)
7区 川口航士郎(4年、東海大山形)
8区 坪井海門(4年、仙台大明成)→橘田大河(3年、山梨学院)
9区 石部夏希(3年、相洋)
10区 篠原楓(3年、新居浜東)
予選会5位 神奈川大学(往路12位)
5年ぶりのシード権復活を狙う。アンカーに有村ら3選手を変更した。
1区 巻田理空(2年、松山商業)
2区 西方大珠(4年、浜松商業)
3区 中原優人(1年、智辯学園奈良カレッジ)→宇津野篤(2年、佐久長聖)
4区 小林政澄(2年、東農大二)
5区 山﨑諒介(3年、鳥栖工業)
6区 横澤清己(4年、新栄)
7区 佐々木亮輔(2年、鳥栖工業)→川口慧(4年、美方)
8区 鈴木玲央(3年、秋田工業)→大泉真尋(2年、東海大山形)
9区 小林篤貴(2年、四日市工業)
10区 落合葵斗(4年、常葉大菊川)→有村祐亮(3年、鹿児島城西)
予選会6位 法政大学(往路13位)
20、21年とシード権を逃しており、2019年の総合6位に迫りたい。山下りに1年生の武田を起用。
1区 内田隼太(3年、法政二)
2区 鎌田航生(4年、法政二)
3区 松本康汰(3年、愛知)→小泉樹(1年、国学院久我山)
4区 高須賀大勢(2年、専大松戸)→河田太一平(3年、韮山)
5区 細迫海気(2年、世羅)
6区 久納碧(4年、学法石川)→武田和馬(1年、一関学院)
7区 中園慎太朗(3年、八千代松陰)
8区 稲毛崇斗(2年、東北)
9区 扇育(3年、松浦)→清家陸(4年、八幡浜)
10区 山本燎(4年、法政二)→川上有生(3年、東北)
予選会7位 中央学院大学(往路18位)
2大会ぶりに戻ってきた箱根で意地をみせたい。主力の吉田光が9区に入った。
1区 栗原啓吾(4年、東農大二)
2区 吉田礼志(1年、拓大紅陵)
3区 武川流以名(3年、島田樟誠)
4区 伊藤秀虎(2年、四日市工)
5区 吉本光希(3年、中央学院)
6区 工藤巧夢(1年、那須拓陽)
7区 松井尚希(4年、花咲徳栄)
8区 堀田捷仁(1年、千原台)→ 馬場竜之介(4年、摂津)
9区 飯塚達也(2年、東播磨)→吉田光汰(4年、拓大紅陵)
10区 井澗翔太(2年、田辺工)→ 中島稜貴(3年、市立船橋)
予選会8位 駿河台大学(往路20位)
令和初、44校目の箱根駅伝初出場をつかんだ。2選手を入れ替え、一つでも順位を上げたい。
1区 入江泰世(4年、熊本工業)→清野太成(3年、飯能南)
2区 榊原嵩史(4年、新川)→ジェームズ ブヌカ(4年、リルタセントラル)
3区 松本圭悟(3年、開新)→町田康誠(3年、白鴎大足利)
4区 今井隆生(4年、都立大泉)
5区 永井竜二(3年、武蔵越生)
6区 小泉謙(3年、開志国際)
7区 長谷部巧人(2年、埼玉栄)→新山舜心(2年、鹿児島)
8区 池原悠月(1年、東農大二)→出仙龍之介(3年、鯖江)
9区 田尻健(4年、開新)
10区 阪本大貴(4年、西脇工業)
予選会9位 専修大学(往路19位)
前回20位と苦しんだ。3年生主将の国増を7区に起用し巻き返す。
1区 千代島宗汰(1年、鳥栖工業)→木村暁仁(2年、佐久長聖)
2区 髙瀨桂(3年、鳥栖工業)
3区 ダンカンキサイサ(1年、大分東明)
4区 冨永裕憂(3年、鎮西学院)→水谷勇登(2年、敦賀気比)
5区 野下稜平(2年、鳥栖工業)
6区 横山佑羽(4年、三浦学苑)
7区 江口達宗(4年、日体大柏)→国増治貴(3年、豊浦)
8区 岩間暁(4年、専大松戸)
9区 服部友太(4年、専大松戸)
10区 佐々木詩音(4年、専大北上)→中山敦貴(2年、湘南工大附属)
予選会10位 国士舘大学(往路14位)
4選手を当日変更し、往路の健闘をつなげたい。過去5年の最高順位、18位は十分上回れる。
1区 木榑杏祐(4年、沼田)
2区 ライモイヴィンセント(4年、モチョンゴイ)
3区 荻原陸斗(4年、西武台千葉)
4区 三代和弥(4年、大分東明)
5区 山本雷我(2年、敦賀気比)
6区 長谷川潤(4年、上田西)→福井大夢(3年、水戸工業)
7区 西田大智(1年、埼玉栄)→清水拓斗(4年、長野日大)
8区 清水悠雅(3年、鯖江)→山本龍神(2年、米子松蔭)
9区 松井遼太(1年、宮崎日大)→綱島辰弥(3年、湘南学院)
10区 望月武(3年、富士宮西)
オープン参加 関東学生連合チーム(往路15位相当)
往路は前回大会を15分以上上回る健闘。9区に亜細亜大の竹井が入った。
1区 中山雄太(3年、日本薬科大学、花咲徳栄)
2区 並木寧音(2年、東京農業大学、東京実業)
3区 斎藤俊輔(4年、立教大学、秦野)
4区 宮下資大(4年、流通経済大学、開志国際)→村上航大(3年、上武大学、札幌山の手)
5区 福谷颯太(3年、筑波大学、日野台)
6区 鈴木康也(1年、麗澤大学、拓大紅陵)
7区 田島公太郎(1年、慶應義塾大学、九州学院)
8区 大野陽人(3年、大東文化大学、九里学園)
9区 辻野大輝(3年、武蔵野学院大学、伊勢崎商業)→竹井祐貴(4年、亜細亜大学、鹿児島中央)
10区 諸星颯大(3年、育英大学、前橋育英)