ラグビー

帝京・細木康太郎、明大・雲山弘貴、早大・河瀬諒介ら、東京SGへ学生トップ級5選手

東京SGに加入する帝京大学のPR細木康太郎主将(撮影・西畑志朗)

ラグビー・リーグワンの東京サントリーサンゴリアス(SG)は2月25日、2022年度の新加入5選手を発表した。帝京大学を4年ぶりの大学日本一へ導いたPR(プロップ)の細木康太郎主将(桐蔭学園)や明治大学FB(フルバック)雲山弘貴(報徳学園)らいずれも大学生トップレベルの選手たち。新人は4月1日から今季の公式戦に出場できる。

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FWで早大の小林、慶大の山本も

FWでは早大のPR小林賢太(上)と慶大FL山本凱も(撮影・朝日新聞社)

右PRの細木は全国大学選手権決勝でも明大スクラムを押し切った中心メンバーで、スクラムの強さに加え突破力なども折り紙つき。「サントリーサンゴリアスの一員としてプレーが出来ることを、大変嬉しく思うと共にこれまで関わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。ラグビーやラグビー以外の場面でチームに貢献し必要な存在になれるよう新人らしく精一杯努力します」などとコメントした。同じPRで早稲田大学から小林賢太(東福岡)も加入、今季は将来を見据えて左PRにも取り組んできた。もう一人のFWは慶應義塾大学のFL(フランカー)/No.8山本凱(かい、慶應)。身長177cmと上背はないが、大学の先輩の小澤直輝のようなFW第3列を目指す。小林と山本は大学日本一には届かなかったが、チームを副将で引っ張ってきた。

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バックスは早明の切り札

明大・雲山弘貴(左)と早大・河瀬諒介の両FB(撮影・朝日新聞社)

バックスにはともに大学1年生から活躍してきた早明の切り札が加入する。早大のFB河瀬諒介(りょうすけ)は高い攻撃センスで東海大仰星高3年と大学2年の時の日本一に貢献した。身長187cmの雲山はキック力もあり、スーパーラグビーに参戦していたサンウルブズに練習生として参加した経験もある。5選手とも高校日本代表やU20日本代表など世代を引っ張ってきた逸材だが、リーグワン初代王者を目指す層の厚い東京SGでは厳しいポジション争いが待っている。

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