大学アメフト

連載:アメフト応援団長・コージコラム

アメフトシーズン始まりました! 目標は「日本一?」でなく「日本一!」でないと

ドラマでは、もう少し大きな楕円球を追ってます!(撮影・山本倫子)

みなさんこんにちは!! コージです。
最近は放送中のドラマ「ノーサイド・ゲーム」の撮影が佳境に入り、残暑とともに近づいてくるクランクアップを少し寂しく感じている次第です。

そしてドラマ内のチームメイトたちには、日々感心させられています。例えば朝8時集合だったとしたら、7時30分にはほとんどの人が準備完了して待機してるくらいに朝が早い。
このいい意味での臆病な行動は、間違いなく体育会系の環境で培った精神なのだろうと思います。

「もしもの事態に備えた行動」はフィールドの中でも外でも、とても大切なことなのです。いつでもチームメイトから学ぶことはたくさんありますね。
そんな中、自分もみんなの影響を受けて、いつもよりも2時間早く起きて、朝の時間を有効的に活用しよう! と思うのですが、実際はギリギリに起きて焦って準備してます(笑)。 前日の「早く起きるぞ!」は「早く起きるぞ?(まぁ起きられたらで……)」になってるのでしょうね(笑)。

「冬の甲子園」もあるんですよ

少し前の話になりますが、夏の甲子園が終わりました。
前回のコラムでも書いたように、プロ野球とはまた違った熱さがありましたね。決勝の履正社vs星稜は、どちらも自分にとって縁のある土地の高校同士の対決で、うれしい反面少し複雑な気持ちではありましたね。大阪は育ちの故郷、石川は生まれ故郷なんです。
自らの努力であの舞台にたどりついた学生たちにとっては、その経験が今後の人生で必ず力になるはずです。

いきなりですが、ここでとても簡単なクイズです。
甲子園といえば野球を思い浮かべるかと思いますが、もう一つ甲子園を目指して戦うスポーツがあります。
それは一体何のスポーツでしょうか?
このコラムを読んでるみなさんなら、簡単ですよね?

そうです。正解はアメリカンフットボールです。
(アメフトコラムなんだから、そりゃそうだ)
全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝の舞台が甲子園球場なのです。夏の甲子園が野球なら、冬の甲子園はアメフトと言われてます。
そして、その試合を「甲子園ボウル」と言います。

法政大学時代の自分です。「日本一!」(写真は本人提供)

「甲子園ボウルに出場し、日本一になる」

これはすべての大学フットボーラーの夢であり、甲子園は目指すべき場所なのです。(甲子園ボウルに勝てば東京ドームでライスボウルという社会人との試合もありますが、今回それは置いておきます)

チームにとって「?」を「!」に変えるのが大事

そんな大学アメフトのシーズンが始まりました。
冬から春、そして夏の練習を経て、これからが本当のチームの力を試される時です。4年生にとっては学生生活の集大成と言えるシーズンになります。
この時期にチーム運営をする上で大切なことは、何でしょうか?

それは「?」を「!」に変えることです。

新チームが立ち上がったときに定めたチーム目標やスローガンが、春や夏の期間を経て、ブレてはいないか、無理をしすぎていないかを、改めて見極めるのが大切なのです。そしてそれができる最後の時期なのです。

自分が法政大学アメフト部の最終学年のときは、主将として「日本一」を目標に掲げ、春に入学したての1年生にも「日本一になるぞ」と口酸っぱく言ってきました。
その時点ではおそらく、1年生の中では「日本一?」だったと思います。
それが関東のリーグ初戦を圧倒的に勝ったことで、1年生が自発的に発するようになったのが、何の疑問もない「日本一!」でした。

みなさんもアメフト観戦、行ってみませんか?(撮影・山本倫子)

毎日目にしたり、口に出す目標に無理がありすぎては、常に不要な疑問と隣り合わせですよね。目標は誰もが自信を持って言えるものにしなければなりません。そして、そのマインドを選手やスタッフ、監督や父母会とも共有するのが大切なのです。
ここで大切なのは、定めた目標を下げる事だけが「?」を「!」に変える方法ではありません。「?」の曲がった部分を筋トレで鍛えた力で「!」にねじ曲げるのも大切なのです。

いよいよ各大学にとって本番のリーグ戦が始まりました。これはどの世界でも同じなのではないでしょうか? 自分もこう信じて試合に臨んでました。
「自分を信じて突き進め」

さぁ! 今年は絶対にすべての試合を観に行くぞ?

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