平日はロボットの研究員!? チームメイトにはいろんな職業の人がいて面白い!!
4years.の読者のみなさん、こんにちは。アメフト応援団長のコージです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
初めてチームの練習に参加してから1カ月あまりが経ちました。週末は福岡で練習、終われば東京に戻って来るというなかなかにハードな日々を過ごしています。体にできた沢山のすり傷や打撲の痕を見ると、10年という長いブランクを一気に取り返しているように感じます。
みんなの職業を聞くのが楽しみになった
そんなつらい練習に取り組んでいく中で、僕の中で一つ楽しみができました。
それは、みんなの職業を聞くことです。どういうこと? と思われた方がほとんどでしょう。
僕が所属する「みらいふ福岡サンズ」はクラブチームですので、平日はさまざまな職業に就いているメンバーが集まっています。営業マン、英会話の先生、機動隊員、お医者さんなど多種多様です。「明日は手術があるので練習を休ませてもらいます」。こんなフレーズがグループLINEに流れてくるたびに、驚きがあるのです。
先日、僕と同じディフェンスラインの選手に職業を尋ねてみました。意外すぎたので無断で紹介させて下さい(笑)。体重120kgはあろうかという巨漢。20代前半の若い選手です。まだまだ周りの選手のことを知らない僕は、何の気なしに尋ねました。「平日は何してるの?」と。
すると、思いもよらない言葉が返って来ました。
「普段はロボットの研究員をやってます」。えーーー(笑笑)!!!!!
これには驚いた。120kgのロボット研究員がいるんだと(笑)。平日はロボットの研究をして、週末は防具をガッチガチに身に着けて自分がロボットになるんだ、と(笑)。これを聞いて、みんなの週末のフットボールをする姿と平日の仕事姿を並べて見てみると、どれだけ面白いんだろうとよく思います。
僕の敵はオフェンスライン
そんなバラエティ豊かな「みらいふ福岡サンズ」ですが、もちろん僕にもチーム内に敵がいます。それはチーム一大きい人たちが集まる「オフェンスライン」というポジション。体重120、130kgは当たり前。僕たちはこのオフェンスラインにぶつかって打ち勝つのが仕事です。練習中でもよく対戦するので、いい意味でバチバチです。
おっと! その前に、10年ぶりにアメフト選手として復帰したコージ・トクダは果たしてどれぐらい動けているのか? と気になる方もいらっしゃることでしょう。レギュラーは取れるの? そんな大きなオフェンスラインに勝ってるの? など、疑問はあるかと思います。
ここでハッキリ言います。現状、オフェンスラインには、ほとんど勝てていません。なかなかな割合で封じ込められています。
とくにチームのベストオフェンスラインと言っても過言ではない「田中こういちろう」には、まったく歯が立たないときがあります。188cm120kgの彼を目の前にすると、自分自身が子どものように小さく感じます。大学時代の僕なら、彼にやられまくって悔しくて、夜も眠れなかったと思います。いまも悔しいですけどね(笑)。
今日もまた一つ上手になった
10年ぶりの復帰を華々しく飾れるほど、甘くはないのが現状です。レギュラーを獲得し、オフェンスラインに勝ち、相手チームに負けない選手になり、チームを引っ張る選手になる、とまだまだ進むべき階段はあります。
それだけに日々の成長を感じる事もできるのです。
「今日も一つ上手になった」と。
8月現在、チームではよく負けていますが、10月下旬の開幕戦を終えたあとのコラムではまったく違う内容が書けることを約束します。そのころにはチームを引っ張る選手に成長している。そう信じて日々の練習やトレーニングに取り組んでいきます。
みなさま、応援をどうぞよろしくお願いします。