コージ・トクダが日本選抜に応募した理由 チャレンジしなかった後悔をしたくないから
4years.をご覧の皆様、こんにちは。
アメフト応援団長のコージ・トクダです。
大学リーグも社会人リーグも、試合が後半戦に差し掛かろうとしています。当事者としても1試合1試合をかみ締めて進んでいるはずなのに、いざ闘いが始まると、過ぎ去るのはとても早いものです。学生の頃の遠足もそんな感覚でしたね。まぁ実際の試合は、そんな楽しいだけのものではないですが(笑)。
「へぇ。みんな頑張れ」から一転
そしてそして、大学リーグもここからが面白くなってくる頃です。
ある程度勢力図が見えてきて、どのチームが決勝に勝ち上がって来るのかを予想しながら見るのは、また試合の楽しみ方の一つになります。特に関西リーグは混戦模様。去年以上に王者・関西学院大学と立命館大学、そして関西大学の三つどもえの構図が激化しそうです。レベルの高い試合がリーグ戦から見られるのはうれしい限り。学生達からしたら、それどころじゃないでしょうが(笑)。
後半戦は、どの試合も目が離せないことでしょう。
さて、ネットの記事にもしていただきました、僕のある挑戦についてお話させていただきます。
これははっきり言って、すごいことでも何でもありません。特に現状は、何も自慢げにお話出来ることは、一つもありません。ただ、自分の気持ちの話です。
9月の某日、ある一文がチームのグループLINEに投稿されました。
【来年の2023年1月22日に日米国際親善試合「JAPAN U.S. DREAM BOWL」という試合に向けて日本選抜チームを公募します】といった内容。
このLINEを見た僕は一言。
「へぇ。みんな頑張れ」でした。
まさに他人事。
10年ぶりに復帰した上に、チームでもレギュラー争いの自分が日本代表に選ばれるなんて夢のまた夢です。現役バリバリの若い世代から選ばれるべきだし、選ばれて欲しいと、気持ちは完全に応援する側に回っていました。
ただ今回の日本選抜で特筆すべきは、選抜とはいえ「立候補制」というものなのです。
0.01%は可能性がある
自ら手を挙げて、選抜されるかどうかが決まるということなのです。
つまり手を挙げなければ、選ばれることは100%ない。
手を挙げれば、0.01%はその可能性がある。そこにはいわゆる「思い」なんかも関係してくるのかもしれない。それとも純粋にテクニックのみなのかもしれない。
そう長くない自分のアメフト人生において、チャレンジ出来るものがあるなら、放棄するのではなく、チャレンジするべきなのではないか。悩みに悩み抜きました。
悩みに悩んで、締め切りの前日に応募することにしました。
何より後悔したくないから。それは代表に選ばれる選ばれないではなく、チャレンジしなかったという後悔です。
最初にお話ししたように、何もすごいことではありません。
立候補しただけです。書類選考の段階で落とされる可能性も十分にあります。
それでも胸を張って、アメフトをやり切ったと言い切るためにチャレンジをしてみます。