コージが行く!母校・法政大学 3年で副将に立候補、DL山田晋義の「情熱と行動力」
4years.をご覧の皆さまこんにちは!
アメフト応援団長のコージです。ついに本格的にシーズンインしましたね! 改めてあいさつをさせてください。
「明けましておめでとうございます」
ということで早速、9月16日に母校・法政大学の初戦を見に行ってきました!
東京ドームでの派手な演出に感動!
法政大学―慶應義塾大学というカードが面白そうなのはもちろん、会場が東京ドームっていうんだからそんな楽しみなことはありません! ドームに入って特に驚いたのは演出の派手さ。巨大なビジョンを使った映像と選手入場の際に炎が上がる演出に感動しました。
リーグ戦からこのような環境で試合ができる現役生をうらやましく思いながらも、「全ての試合がこうあって欲しいものだな」と心の中は千錯万綜(せんさくばんそう)しておりました。
ゲームは一進一退の攻防が繰り広げられ、21-14で法政が勝利。とても見応えのある試合でした。学生の試合は、一戦一戦に最終学年の選手たちの思いが乗っかっているので、見てて熱くなりますね。現役を引退した今年は、試合をたくさん観戦したいと思っています!
さて企画にいきましょう!!
「学生の生の声を聞きたい」というところから始まった新企画「コージがいく!」。
今回は「法政大学ORANGE」です。先にも触れましたが、僕の母校であり、SNSを使ったメディア戦略やフットボールのかっこよさをとことん追求している関東の雄。一昨年は甲子園ボウルにも出場した強豪校です。
今回は3年生にしてオレンジの副将を任された熱き男、背番号97のDL山田晋義(のぶよし、日大鶴ケ丘)選手。一見強面(こわもて)なのに優しい空気感の持ち主に、早速インタビューを開始しました。
「今年勝つにはどうすれば」を考えた結果
コージ:山田選手こんにちは。早速よろしくお願いします。
山田選手(以下、山田):よろしくお願いします!
コージ:まずアメフトとの出会いを教えてもらえますか?
山田:高校から始めて、二つ上の姉が法政大学オレンジでマネージャーをしていたので、その影響もあって法政大学に入学したいと思っていました。
コージ:そうだったんですね! 法政から推薦が来たときはめちゃくちゃうれしかったんじゃないですか?
山田:はい。現実じゃないような気がしました(笑)。
夢のようなチームに入り、今では3年生にして副将を務めるようになった山田選手。どのような思いで幹部になったのかを尋ねてみました。
コージ:3年生で副将を務めるのは、かなりの覚悟が必要だったと思うのですが、どういった経緯があって副将になろうと思ったんですか?
山田:まずは「絶対に勝ちたい」。そんな思いが強すぎて自ら立候補しました。
その思いが本当にすごい。責任が伴う立場に自ら飛び込むことはなかなかできません。なのに自ら4年生に対して「副将を任せてくれ」とお願いしたのだから、頭が上がりません。また同時に山田選手は、自身の思いを受け止めてくれた4年生への感謝も述べました。
コージ:来年、主将を務める準備ということでもあるのでしょうか?
山田:もちろん無いとは言いませんが、それ以上に「今年勝つにはどうすればいいか」を考えた結果が「自分が副将になる」ということでした。
コージ:なるほど。そんな副将としての目標は何でしょうか?
山田:選手全員がどういう結果であれやり切って、後悔のない年にできるように後押ししたいという目標があります。
コージ:個人としての目標はありますか?
山田:自分は熱量や情熱が売りだと思っているので、熱いプレーを見せたいです。全てのプレーを止めにいくんだという貪欲(どんよく)さを出していくのが目標です。
熱いだけでなく、クールな一面も
情熱と行動力を兼ね備えた熱き男。今年の法政がチーム一丸となるためには、彼の力が必要だと感じました。まだまだ謎が多いので、最後にプライベートについて尋ねてみました。
コージ:山田選手の趣味は何ですか?
即答でした。
山田:釣りです! もう15年やっています
20歳の選手の15年は、ほぼ人生と言っていいですね。
山田:海や川や湖のどこでも船に乗って、釣りをします。自然の中で浮きを見ながらボーッとする時間がとにかく大好きなんです。
熱い3年生副将には、クールな一面もありました。
「甲子園ボウル優勝」という大きな魚を釣り上げることはできるのか。それは山田選手にかかっているといっても過言ではありません。
次回はそんな法政大学オレンジの主将に突撃しました。