アメフト

後半目覚めた慶應、逆転で開幕戦以来の勝利

開幕戦以来の勝利をかみしめる慶大の選手たち

関東大学リーグ1部TOP8

11月11日@横浜スタジアム
慶應義塾大(2勝3敗)23-21 日本体育大(6敗)

慶大は9月1日の開幕戦で中大に勝ってから、前々節の法大戦の惜敗を含めて3連敗中。リーグ戦もこの日を含めて残り2試合。ここまで全敗の日体大との戦いは、入替戦回避に向けて大事なものになった。

試合開始早々、慶大のDB玉造怜(2年、慶應)がインターセプトを決める。いい流れが来たかと思われたが、最初の攻撃はあっさり終わった。そしてこれがリーグ最終戦となる日体大の勢いに押され始める。DLが日体大のOLに押され、中央付近のランを通される。第1Q9分すぎに先制タッチダウン(TD)を許し、0-7。次の日体大の攻撃では、相手のパントの際に慶大が反則。みすみす攻撃権を継続された。がぜん勢いに乗る日体大のランを止められない。第2Q3分すぎにTDを奪われた。慶大はパスが決まらず、0-14で試合を折り返した。

厳しい状況で迎えた第3Qだったが、慶大がこの日初めて主導権を握った。相手のキックオフを受けたWR佐藤凱輝(3年、慶應)がナイスリターン。敵陣48ydから攻撃を始められた。RB薮田大登(ひろと、4年、慶應)のナイスランもあって前進。最後はQB西澤巧馬(3年、清風)から主将のWR松岡拓希(4年、慶應)へのTDパスが通って7-14に。その後、日体大に57ydのロングパスTDを奪われて7-21になったが、すぐさま慶大は反撃に出た。自陣35ydからテンポよく攻め、敵陣8ydへ。西澤がWR加藤航太郎(4年、浅野)へのTDパスを決めた。これで14-21。守備ではDL中島健(2年、芝)がQBサックを決め、廣田祐(4年、慶應義塾志木)がナイスパントを蹴り続け、オフェンス、ディフェンス、キッキングがかみあってきた。そして第4Q2分すぎ、敵陣6ydからRB谷田顕弘(3年、南山)が持ち込んでTD。トライフォーポイントのキックも決まり、慶大はついに21-21と追いついた。

試合終盤にTDを決めた慶大RB谷田

その後は双方攻めきれない。試合残り約3分で、慶大は廣田がこの日一番のビッグパントを蹴り、日体大を自陣11ydまで押し込んだ。これが大きかった。焦る日体大はスナップをミスして、また後退。残り2分で迎えた第4ダウン。日体大はこのままパントを蹴っても慶大に時間を使われ、フィールドゴールの3点で逃げ切られると判断。QBがニーダウンして慶大にセーフティー(自殺点)の2点を献上。23-21で慶大がこの日初めてリードを奪った。相手のプラン通り、残り48秒で日体大にオフェンスが回ってきたが、慶大がこれを止めて試合終了。

この結果によりTOP8残留を決めた慶大は、11月25日に最終節を迎える。相手はここまで4勝1敗の明大だ。厳しい試合になることが予想されるが、チームの集大成として勝利を収め、昨年の2勝を超えて締めくくりたいところだ。

日体大のRBに襲いかかる慶大ディフェンス

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