大学ラクロス

連載:ラクロス応援団長・山田幸代コラム

新入生へ、新しい自分を発見し「大好きだ!」と思える何かを見つけてほしい

ラクロス応援団長・山田幸代コラム
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山田さんは大学でラクロスに出会ってから、その後の人生が大きく変わった一人(すべて撮影・山本倫子)

みなさんこんにちは! ラクロスプレイヤーの山田幸代です。いまみなさんは、とても歯がゆく、そして耐える時間を過ごされていると思います。私も同じくです。でもこんなときこそ、何かできることを考えましょう! 自分が見つけたかったもの、いままで見つけられなかったものなど、時間をかけて探しながら、新しい発見を探すのもいいですね。

私は海外選手のプレー動画を見て、自分のプレーや自分がコーチをしているチームの選手たちのプレーと比較しながら、「こういうプレーはあの選手に真似てほしいな」などといろんなヒントを探しています。いまだからできる何かをみなさんも見つけてください。いまはラクロス脳、スポーツ脳を養える時間です! それを楽しみながら成長しましょう。

今回は新生活をスタートされた新入生のみなさんへ、メッセージをお送りしたいと思います。

私はこうして不安を自信に変えられた 目標達成に欠かせないふたつの自信

バスケは高校で卒業、大学では新しいことをしたい!

まずはみなさん、新しい門出を迎えられましたこと、誠におめでとうございます! みなさんはどんな思いで、この大学生活あるいは高校生活をスタートされましたか? いまは新型コロナウイルスの影響などで見えないことが多く、不安もあると思いますが、この先の4年間、3年間が最高な時間になるように、ワクワクする気持ちを持ち続けてください。

私が大学に入学したときのことを少しお話しますね。私は高校時代、バスケットボールをしていました。滋賀県の強豪校に進学し、朝起きて寝るまでバスケのことばかり考え、バスケの練習に明け暮れていました。そのときは「しんどい」と思うこともありましたが、チームの目標を達成するために、がむしゃらに3年間を過ごしました。そしてバスケを引退し、大学進学を希望したとき、私の中でバスケ部のある大学へ進学するという気持ちはまったくなかったのです。

私には姉がいます。姉は私の3つ上で、当時は大学に通っていて、毎日毎日がとても楽しそうに見えました。私も姉のように「大学では自分のために時間を使いたい。勉強もバイトも遊びだってしたい」と思っていました。だから「バスケへの時間はもう必要ない」と決心し、当時は女子バスケ部がなかった京都産業大に進学しました。

物足りなさを感じていたある日、ラクロスに出会った

正直初めは、ワクワクしながら大学に入学し、スポーツとは無縁の大学生活を過ごしていました。新しい友だちができ、サークルやバイトなどの誘いを受けたり、髪の毛だって染めてみたり、初めて髪を伸ばしてみたり。実は、大学生になるまで髪の毛を長く伸ばしたことはなかったんです。新しい生活の中で、新しいものを見ることが本当に楽しかった。

でもそんな毎日が半年続いたとき、自分の心の中にすっぽりと穴が開いているような気持ちがずっとあることに気づいたんです。時間も情熱も最大限にかけてきたバスケがなくなって、情熱をかけるものが何もないことに寂しさやつまらなさを感じ、そんな毎日があまり好きじゃないことに気づいたんです。でも私はバスケ部のない大学をわざわざ選んでいたので、バスケ部に入ることができませんでした。情熱をかけてやるなら、やっぱり体育会を選びたかった。

そんな中、ゼミの友だちが手にしていたラクロスのスティックに目が留まりました。ラクロスというスポーツを知らなかった私は、「それなに?」という質問をして、初めてラクロスを知りました。

「練習は早朝にあるんだよ」「バスケットボールにも似てるところがあるよ!」「すごく走るし、激しいスポーツなんだよ!」と友だちから教えてもらい、私はとても興味が沸きました。「一度見に行くね!」と友だちに伝えたそのときが、私がラクロスと出会った瞬間でした。

スティックを手にプレーするラクロスにはじめは悪戦苦闘。だからこそ、負けん気がどんどん沸いてきた

常に目標をもって挑戦してきた高校時代を過ごしてきたので、ラクロスにハマるまでにはまったく時間は必要なかったんです。投げる、とる、拾う。すべての動作がスティック1本で完結してしまう。そんなスポーツに出会ったことが初めてで、やってみたらまったくできませんでした。自分の負けん気の強さから、「できるようになりたい!」「楽しい!」という気持ちがどんどん沸いてきて、すぐにラクロス部への入部を決めました。

この挑戦が、毎日を楽しく光り輝くものにしてくれる

大学にはたくさんの部活やサークルなどがあります。どんなものでもいいです。いままでやってきたもの、いままで出会ったことのないもの、初めて興味が湧いたもの。何でも挑戦して、自分の新しい生活を明るくしてくれるもの、ワクワクできるものを探してほしいです。「やってみたいな」と思った自分の心に気づいたら、ぜひ飛び込んでみてください。進んでみてください。その1歩が、新しい生活の中で自分の可能性を広げることにつながったり、毎日を楽しく光り輝くものにしてくれたりすると思います。

そのためにも、いろんなことを見て、興味を持つ。みなさんの周りにはたくさんの可能性が転がっています。それに気づき、自分の生活を、人生を切り開いていきましょう! 新たな門出での出会いは刺激的で、インパクトだってあります。その中で、みなさんの「大好きだ!」と思える何かが見つかることを願っています。

いまは考える時間がたくさんあります。どんどんリサーチしながら新しい出会いを探してください。みなさんを心から応援しています。

情熱をかけて目指すものがあることがいかに生活を充実したものにしてくれるかを、私は身をもって体験しています。それをみなさんに共有したかったので、今回、書かせていただきました。来月には、みなさんが思いっきりフィールドで駆け回っている姿が見られますように。

ラクロス応援団長・山田幸代コラム

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