全日本大学駅伝の当日変更・シード8校編 駒澤大は篠原倖太朗を3区、安原太陽を6区
11月5日午前8時10分スタートの第55回全日本大学駅伝。午前6時30分に当日のメンバー変更が締め切られ、全チームの出走選手が確定した。メンバーエントリーで競技者8人・補員5人に絞られ、その補員から3人まで変更が可能となっていた。ここではシード校8大学の最終メンバーを紹介する。
昨年1位 駒澤大学
4連覇を狙う駒澤大学は出雲駅伝で1区区間賞だった篠原倖太朗を3区で起用。安原太陽を6区に配置し、実績のあるメンバーを当日変更でエントリーした。前回大会でアンカーを務めた花尾恭輔が外れた。
1区 赤津勇進（4年、日立工）
2区 佐藤圭汰（2年、洛南）
3区 小山翔也（1年、埼玉栄）→ 篠原倖太朗（3年、富里）
4区 赤星雄斗（4年、洛南）
5区 伊藤蒼唯（2年、出雲工）
6区 花尾恭輔（4年、鎮西学院）→ 安原太陽（4年、滋賀学園）
7区 鈴木芽吹（4年、佐久長聖）
8区 山川拓馬（2年、上伊那農）
補員 白鳥哲汰（4年、埼玉栄）
庭瀬俊輝（3年、大分東明）
安原海晴（1年、滋賀学園）
昨年2位 國學院大學
3本柱の一人、山本歩夢をスピードランナーが集う2区で起用。高山豪起を4区、前回大会で5区区間賞の青木瑠郁を昨年同様5区に配置し、前田康弘監督が言う「バランス型」の布陣となった。
1区 後村光星（1年、仙台育英）
2区 瀬尾秀介（4年、市橘）→ 山本歩夢（3年、自由ケ丘）
3区 上原琉翔（2年、北山）
4区 佐藤快成（3年、埼玉栄）→ 高山豪起（2年、高川学園）
5区 野中恒亨（1年、浜松工）→ 青木瑠郁（2年、健大高崎）
6区 嘉数純平（2年、北山）
7区 平林清澄（3年、美方）
8区 伊地知賢造（4年、松山）
補員 鎌田匠馬（2年、東海大山形）
田中愛睦（1年、八千代松陰）
昨年3位 青山学院大学
前日に原晋監督が明言していた通り、若林宏樹、佐藤一世、太田蒼生の3選手を当日変更で配置。若林をスタートの1区、佐藤を3区で起用し、序盤で他校に離されないような意図が見えるほか、太田をエース級が集う7区で起用し勝負をかける。
1区 宇田川瞬矢（2年、東農大三）→ 若林宏樹（3年、洛南）
2区 黒田朝日（2年、玉野光南）
3区 神田大地（2年、東北）→ 佐藤一世（4年、八千代松陰）
4区 小原響 （4年、仙台二華）
5区 山内健登（4年、樟南）
6区 荒巻朋熙（2年、大牟田）
7区 平松享祐（1年、中部大一）→ 太田蒼生（3年、大牟田）
8区 田中悠登（3年、敦賀気比）
補員 塩出翔太（2年、世羅）
鳥井健太（1年、清風）
昨年4位 順天堂大学
シード権を手堅く狙う順天堂大学は3人を当日変更。スーパールーキーの吉岡大翔は出雲駅伝で1区を走り「重荷だった」（長門俊介監督）という反省から、今回は3区での起用となった。
1区 斎藤舜太（4年、桐生）→ 服部壮馬（3年、洛南）
2区 三浦龍司（4年、洛南）
3区 海老澤憲伸（3年、那須拓陽）→ 吉岡大翔（1年、佐久長聖）
4区 村尾雄己（2年、佐久長聖）
5区 堀越翔人（3年、前橋育英）
6区 森本喜道（2年、小豆島中央）→ 油谷航亮（3年、八千代松陰）
7区 石井一希（4年、八千代松陰）
8区 浅井皓貴（3年、豊川）
補員 藤原優希（4年、水島工）
児玉空琉（2年、浜松日体）
昨年5位 創価大学
織橋巧、小池莉希といった勢いのある両ルーキーを1区と4区で起用し、フレッシュな布陣となった。出雲駅伝5区区間賞の吉田響は5区に配置。
1区 桑田大輔（4年、八頭）→ 織橋巧（1年、中京）
2区 山森龍暁（4年、鯖江）
3区 石丸惇那（2年、出水中央）
4区 齊藤大空（1年、利府）→ 小池莉希（1年、佐久長聖）
5区 小暮栄輝（3年、樹徳）→ 吉田響 （3年、東海大静岡翔洋）
6区 山下蓮 （2年、鎮西学院）
7区 スティーブン・ムチーニ（1年、ミクユニ）
8区 吉田凌 （3年、学法石川）
補員 志村健太（4年、関西創価）
川上翔太（1年、市船橋）
昨年6位 早稲田大学
菅野雄太を暑さが気になり始める6区で起用し、エース格の一人で出雲駅伝は1区区間4位の伊藤大志を各チームのエース級が集う7区に配置。勝負をかける。
1区 間瀬田純平（2年、鳥栖工）
2区 山口智規（2年、学法石川）
3区 石塚陽士（3年、早稲田実）
4区 工藤慎作（1年、八千代松陰）
5区 菖蒲敦司（4年、西京）
6区 北村光 （4年、樹徳）→ 菅野雄太（3年、西武文理）
7区 宮岡凜太（2年、鎌倉学園）→ 伊藤大志（3年、佐久長聖）
8区 伊福陽太（3年、洛南）
補員 佐藤航希（4年、宮崎日大）
諸冨湧 （3年、洛南）
長屋匡起（1年、佐久長聖）
昨年7位 中央大学
藤原正和監督が「中盤区間に投入」と宣言していた溜池一太を4区で起用。吉居駿恭、中野翔太、吉居大和と並ぶ序盤先行のオーダーがより色濃くなった。
1区 吉居駿恭（2年、仙台育英）
2区 中野翔太（4年、世羅）
3区 吉居大和（4年、仙台育英）
4区 柴田大地（1年、洛南）→ 溜池一太（2年、洛南）
5区 本間颯 （1年、埼玉栄）
6区 吉中祐太（2年、豊浦）
7区 湯浅仁 （4年、宮崎日大）
8区 阿部陽樹（3年、西京）
補員 大澤健人（4年、韮山）
浦田優斗（3年、國學院久我山）
東海林宏一（3年、山形南）
山平怜生（3年、仙台育英）
昨年8位 東洋大学
緒方澪那斗を4区で起用し、エースの松山和希は出走しないこととなった。ルーキーの薄根大河を5区で起用する。
1区 熊﨑貴哉（4年、高山西）
2区 小林亮太（3年、豊川）
3区 奥山輝 （4年、浦和実）
4区 松山和希（4年、学法石川）→ 緒方澪那斗（2年、市船橋）
5区 菅野大輝（4年、姫路商）→ 薄根大河（1年、学法石川）
6区 村上太一（4年、北見緑陵）
7区 西村真周（2年、自由ケ丘）
8区 梅崎蓮 （3年、宇和島東）
補員 増田涼太（3年、広島皆実）
岸本遼太郎（2年、高知農）
藤宮歩 （2年、学法石川）
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