第101回箱根駅伝チームエントリー・シード10校編「3強」に割って入るチームは
2025年1月2日、3日に開催される第101回箱根駅伝のチームエントリーが10日、発表された。大会は往復10区間、217.1kmで競われる。1チームにつき16人がエントリーされ、29日に改めて区間エントリーが発表される。この記事では前回シード権を獲得した10校のメンバーを紹介する。
前回大会同様、メンバー変更は最大6人まで。1日に変更できる最大人数は4人までとなる。
※10000m、ハーフマラソンの資格記録は12月10日時点の主催者発表に準ずる。10000mの資格記録を持たない選手は5000mの記録を記載。
前回優勝 青山学院大学
前回大会で10時間41分25秒の大会新記録を出して7度目の総合優勝を飾った青山学院大学。今季の出雲駅伝、全日本大学駅伝はともに3位。けがに苦しんできた鶴川正也は今季絶好調で箱根駅伝初出走に期待がかかる。スーパールーキー折田壮太はエントリーから外れたが、前回大会2区区間賞の黒田朝日や同3区日本人歴代最高記録を出した太田蒼生に世代のトップランナーを擁し、連覇を狙う。
太田蒼生（4年、大牟田）
28分20秒63 1時間02分30秒
白石光星（4年、東北）
28分21秒57 1時間02分52秒
田中悠登（4年、敦賀気比）
28分35秒60 1時間02分33秒
鶴川正也（4年、九州学院）
27分43秒33 1時間02分44秒
野村昭夢（4年、鹿児島城西）
29分39秒23
若林宏樹（4年、洛南）
27分59秒53 1時間01分25秒
荒巻朋煕（3年、大牟田）
28分32秒48 1時間03分11秒
宇田川瞬矢（3年、東農大三）
28分43秒70 1時間02分37秒
黒田朝日（3年、玉野光南）
27分49秒60 1時間01分39秒
佐藤有一（3年、拓大一）
29分02秒24 1時間03分53秒
塩出翔太（3年、世羅）
29分01秒03 1時間01分54秒
平松享祐（2年、中部第一）
28分59秒29 1時間02分57秒
安島莉玖（1年、大垣日大）
28分56秒62 1時間02分55秒
小河原陽琉（1年、八千代松陰）
28分37秒01 1時間03分21秒
黒田然（1年、玉野光南）
28分40秒22 1時間03分47秒
佐藤愛斗（1年、小林）
28分40秒40 1時間03分07秒
前回2位 駒澤大学
前回大会は準優勝と涙をのんだ駒澤大学。今年の出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに2位とあと一歩のところで優勝を逃している。チームは主将でエースの篠原倖太朗を中心に、全日本大学駅伝８区の快走が記憶に新しい山川拓馬や1年次の箱根駅伝6区で区間賞の伊藤蒼唯ら駅伝巧者が揃う。けがの影響で2つの駅伝を回避してきた佐藤圭汰もエントリーしており、出走に期待がかかる。
篠原倖太朗（4年、富里）
27分35秒05 1時間00分11秒
吉本真啓（4年、世羅）
28分57秒04 1時間02分30秒
伊藤蒼唯（3年、出雲工業）
28分28秒15 1時間01分16秒
帰山侑大（3年、樹徳）
29分17秒19 1時間01分59秒
佐藤圭汰（3年、洛南）
27分28秒50
森重清龍（3年、高川学園）
14分05秒31 1時間02分51秒
山川拓馬（3年、上伊那農業）
28分36秒98 1時間01分36秒
山口真玄（3年、花輪）
14分00秒31 1時間04分29秒
小山翔也（2年、埼玉栄）
13分53秒25 1時間02分38秒
白井恒成（2年、流経大柏）
13分57秒02
新谷倖生（2年、田村）
31分09秒88 1時間03分31秒
村上響（2年、世羅）
14分00秒88 1時間02分04秒
安原海晴（2年、滋賀学園）
29分05秒31 1時間02分55秒
桑田駿介（1年、倉敷）
28分12秒02
坂口雄哉（1年、世羅）
14分09秒69 1時間07分18秒
谷中晴（1年、帝京安積）
31分53秒55 1時間02分05秒
前回3位 城西大学
前回大会でチーム最高位の総合3位に入った城西大学。今季の出雲駅伝7位、全日本大学駅伝6位と着実に結果を出している。箱根駅伝2年連続で5区区間賞を獲得した「山の妖精」こと山本唯翔の卒業後も、箱根で2年連続2区を務めた斎藤将也や、今季の出雲3区と全日本3区でともに区間賞を獲得しているヴィクター・キムタイなど強力なランナーがそろい、上位進出が期待される。
伊藤大晴（4年、島田）
30分11秒68 1時間03分32秒
久保出雄太（4年、小松大谷）
28分38秒98 1時間03分58秒
林晃耀（4年、いわき総合）
29分12秒62 1時間03分22秒
平林樹（4年、拓大一）
28分03秒13 1時間02分49秒
岩田真之（3年、鳥取城北）
29分17秒91 1時間03分48秒
ヴィクター・キムタイ（3年、マウ）
27分41秒04 1時間02分21秒
小早川凌真（3年、京都外大西）
29分35秒17 1時間04分19秒
斎藤将也（3年、敦賀気比）
27分45秒12 1時間03分18秒
桜井優我（3年、福岡一）
28分37秒83 1時間04分59秒
鈴木健真（3年、一関学院）
28分53秒43 1時間04分06秒
山中達貴（3年、西脇工業）
28分47秒03 1時間02分52秒
小田伊織（2年、西脇工業）
29分31秒07 1時間03分36秒
柴田侑（2年、滋賀学園）
28分57秒46 1時間06分14秒
中島巨翔（2年、藤蔭）
29分07秒40 1時間03分39秒
小林竜輝（1年、鹿島学園）
29分24秒93 1時間03分04秒
三宅駿（1年、四国学大香川西）
29分26秒90 1時間02分58秒
前回4位 東洋大学
前回大会はトップ3にあと一歩まで迫った。今季は出雲駅伝11位、全日本大学駅伝13位と苦戦中。前回大会2区区間6位と健闘した主将梅崎蓮や、同9区区間2位の吉田周、2年次に2区を任された石田洸介ら4年生の集大成の走りでチームを勢いづけたい。特殊区間はともに3年生の緒方澪那斗と西村真周の経験者がいる。鉄紺の伝統を背負い、20年連続のシード獲得を目指す。
石田洸介（4年、東農大二）
28分08秒29 1時間03分09秒
梅崎蓮（4年、宇和島東）
28分39秒97 1時間02分41秒
小林亮太（4年、豊川）
28分12秒77 1時間02分34秒
永吉恭理（4年、須磨学園）
29分09秒13 1時間03分35秒
増田涼太（4年、広島皆実）
29分24秒65 1時間04分11秒
吉田周（4年、広島国際学院）
28分56秒34 1時間02分43秒
網本佳悟（3年、松浦）
28分31秒26 1時間04分32秒
緒方澪那斗（3年、市立船橋）
28分36秒67 1時間01分42秒
岸本遼太郎（3年、高知農業）
28分37秒95 1時間03分39秒
西村真周（3年、自由ケ丘）
28分45秒98 1時間03分28秒
薄根大河（2年、学法石川）
29分25秒64 1時間03分31秒
濱中尊（2年、西武台千葉）
30分15秒61 1時間03分53秒
内堀勇（1年、巨摩）
29分30秒43 1時間04分20秒
松井海斗（1年、埼玉栄）
29分25秒31
宮崎優（1年、東洋大牛久）
29分25秒33 1時間13分22秒
迎暖人（1年、拓大一）
28分56秒50 1時間03分38秒
前回5位 國學院大學
今季は出雲駅伝を制し、全日本大学駅伝で初優勝を飾った國學院大學。今年2月の大阪マラソンで頂点に立ったエースの平林清澄だけでなく、出雲5区区間賞の上原琉翔や、出雲4区と全日本5区でともに区間賞を獲得した野中恒亨、全日本6区区間賞の山本歩夢らが成長した。今季のチームスローガンは「歴史を変える挑戦〜EP.3」。悲願の初優勝、そして史上6校目となる学生駅伝三冠に向けて準備は万全だ。
佐藤快成（4年、埼玉栄）
30分35秒34 1時間03分12秒
鶴元太（4年、八千代松陰）
29分07秒53 1時間02分15秒
中川雄太（4年、秋田工業）
29分13秒78 1時間02分45秒
平林清澄（4年、美方）
27分55秒15 1時間01分23秒
山本歩夢（4年、自由ケ丘）
28分16秒92 1時間00分43秒
青木瑠郁（3年、健大高崎）
28分02秒00 1時間02分02秒
上原琉翔（3年、北山）
28分16秒76 1時間03分12秒
嘉数純平（3年、北山）
28分40秒16 1時間02分18秒
高山豪起（3年、高川学園）
28分25秒72 1時間01分42秒
後村光星（2年、仙台育英）
28分30秒39 1時間03分43秒
辻原輝（2年、藤沢翔陵）
28分27秒93 1時間02分37秒
野中恒亨（2年、浜松工業）
28分17秒98 1時間04分22秒
吉田蔵之介 （2年、埼玉栄）
29分09秒05 1時間02分29秒
飯國新太（1年、國學院久我山）
28分49秒49
岡村享一（1年、城西大城西）
29分32秒40 1時間03分34秒
尾熊迅斗（1年、東京実業）
29分11秒91
前回6位 法政大学
箱根駅伝では22年10位、23年7位、24年6位と着実に順位を上げてきている法政大学。前回大会6区区間賞を獲得したエースの武田和馬や、今季5000m、10000mでチーム記録を更新した大島史也、上尾シティハーフマラソンで自己ベストを更新して6位入賞を果たした小泉樹ら実力者がそろう。2004年大会（総合4位）以来となる総合5位以内を目指す。
安澤駿空（4年、法政二）
29分18秒13 1時間03分16秒
小泉樹（4年、國學院久我山）
28分50秒64 1時間02分13秒
髙橋一颯（4年、名経大高蔵）
29分44秒94 1時間06分06秒
武田和馬（4年、一関学院）
28分57秒70 1時間02分48秒
永島悠平（4年、札幌山の手）
29分28秒13 1時間04分21秒
宮岡幸大（4年、宇和島東）
28分57秒69 1時間02分07秒
大島史也（3年、専大松戸）
28分10秒01 1時間03分00秒
行天陽虹（3年、小豆島中央）
29分07秒53 1時間03分47秒
澤中響生（3年、自由ケ丘）
29分42秒33 1時間04分15秒
清水郁杜（3年、米子松蔭）
28分56秒18 1時間03分19秒
花岡慶次（3年、世羅）
29分31秒32 1時間03分40秒
矢原倖瑛（3年、今治北）
28分54秒60 1時間03分35秒
重山弘徳（2年、県立西京）
29分58秒69 1時間04分25秒
野田晶斗（2年、京産大附属）
28分44秒03 1時間03分17秒
湯田陽平兵（2年、関大北陽）
30分12秒54 1時間03分48秒
福田大馳（1年、名経大高蔵）
14分20秒89分 1時間04分08秒
前回7位 早稲田大学
今季は出雲駅伝6位、全日本大学駅伝5位と好調な早稲田大学。前回2区区間4位の山口智規は11月に10000m27分52秒37の自己新をマークし、エースとして進化を続けている。出雲と全日本に出走している期待のルーキー山口竣平や、全日本8区区間3位と奮闘した工藤慎作など少数精鋭ながら実力者がそろい、ここ数年では選手層が厚くなっている。主将の伊藤大志や10000m27分台を持つ石塚陽士ら最上級生の奮起にも期待したい。
石塚陽士（4年、早稲田実業）
27分58秒53 1時間03分47秒
伊藤大志（4年、佐久長聖）
28分37秒34 1時間01分50秒
伊福陽太（4年、洛南）
28分55秒78 1時間02分50秒
菅野雄太（4年、西武学園文理）
29分25秒21 1時間03分18秒
草野洸正（4年、県立浦和）
29分52秒65 1時間04分45秒
和田悠都（4年、早稲田実業）
29分33秒13 1時間04分25秒
藤本進次郎（3年、清風）
29分39秒50 1時間04分26秒
間瀬田純平（3年、鳥栖工業）
29分13秒46 1時間04分50秒
宮岡凜太（3年、鎌倉学園）
29分46秒31 1時間02分39秒
山口智規（3年、学法石川）
27分52秒37 1時間01分16秒
工藤慎作 （2年、八千代松陰 ）
28分31秒87 1時間02分29秒
長屋匡起（2年、佐久長聖）
29分42秒54 1時間04分29秒
山﨑一吹（2年、学法石川）
29分39秒35 1時間04分22秒
瀬間元輔（1年、東農大二）
29分57秒85 1時間04分44秒
山口竣平（1年、佐久長聖）
29分11秒26
吉倉 ナヤブ直希（1年、早稲田実業）
28分46秒86 1時間11分45秒
前回8位 創価大学
5年連続でシード権を獲得している創価大学。今季は出雲駅伝と全日本大学駅伝でともに4位に入り、トップ3に割って入りそうな勢いだ。5区は過去2度の経験を持つ“ゲームチェンジャー”吉田響が濃厚。留学生のスティーブン・ムチーニは前回大会と同様に2区の可能性が高い。4年生で3大駅伝デビューを果たした小暮栄輝は出雲6区区間6位、全日本1区3位と調子を上げている。
小暮栄輝（4年、樹徳）
28分32秒28 1時間02分18秒
吉田響（4年、東海大静岡翔洋）
28分12秒01 1時間01分45秒
吉田凌 （4年、学法石川）
28分36秒30 1時間01分58秒
若狭凜太郎（4年、遊学館）
28分39秒72 1時間03分51秒
石丸惇那（3年、出水中央）
28分21秒48 1時間02分31秒
黒木陽向（3年、九州学院）
28分51秒07 1時間03分15秒
野沢悠真（3年、利府）
28分47秒63 1時間01分46秒
織橋巧（2年、中京）
28分41秒25 1時間03分34秒
川上翔太（2年、市立船橋）
29分20秒28 1時間03分23秒
小池莉希（2年、佐久長聖）
28分26秒33 1時間03分26秒
齊藤大空（2年、利府）
28分27秒44 1時間03分58秒
スティーブン・ムチーニ（2年、ミクユニ）
27分41秒52
石丸修那（1年、出水中央）
28分49秒65 1時間04分05秒
浦川栞伍（1年、開新）
29分25秒39 1時間03分55秒
齋藤一筋（1年、学法石川）
29分32秒29
山口翔輝（1年、大牟田）
28分40秒91 1時間03分40秒
前回9位 帝京大学
前回大会で2年ぶりにシード権を奪還した帝京大学。今季は出雲駅伝と全日本大学駅伝でともに8位につけている。全日本2区4位と好走したエースの山中博生は2区が濃厚。前回大会区間3位と力走した小林大晟や、出雲6区と全日本7区でともに区間8位の福田翔ら力のある4年生、全日本6区区間4位の楠岡由浩や10000mチーム2位のタイムを持つ柴戸遼太ら下級生の勢いも加えて上位進出を狙う。
黒木浩祐（4年、小林）
29分19秒61 1時間03分28秒
小林大晟（4年、鎮西学院）
28分43秒71 1時間03分38秒
高島大空（4年、流経大柏）
29分55秒86 1時間03分29秒
林叶大（4年、小豆島中央）
28分36秒07 1時間04分49秒
福田翔（4年、世羅）
28分56秒88 1時間02分03秒
山中博生（4年、草津東）
28分04秒54 1時間03分02秒
尾崎仁哉（3年、東海大福岡）
28分53秒35 1時間03分23秒
柴戸遼太（3年、大分東明）
28分26秒97 1時間03分10秒
島田晃希（3年、高田）
28分31秒58 1時間03分00秒
藤本雄大（3年、北海道栄）
28分56秒71 1時間04分56秒
山口翔平（3年、県立西京）
29分03秒62 1時間05分36秒
鎗田大輝（3年、市立船橋）
29分10秒59 1時間05分43秒
浅川侑大（2年、洛南）
30分22秒66 1時間03分02秒
楠岡由浩（2年、慶誠）
29分06秒86 1時間03分50秒
廣田陸（2年、北海道栄）
28分41秒73 1時間03分17秒
小林咲冴（1年、樹徳）
29分42秒35 1時間03分21秒
前回10位 大東文化大学
前回大会で9年ぶりにシード権を獲得した大東文化大学。今季は出雲駅伝で10位、全日本大学駅伝11位で、上位には届かなかったが、棟方一楽が11月の上尾シティハーフマラソンでU20日本最高記録となる1時間1分38秒で制するなど明るい材料も。10000m28分13秒80の入濵輝大やハーフマラソン1時間01分55秒の西川千青、出雲2区区間3位、全日本1区区間5位と好走した大濱逞真らが前半の主要区間を任されそうだ。
大谷章紘（4年、水城）
28分39秒29 1時間02分59秒
小田恭平（4年、水戸葵陵）
28分21秒59 1時間02分09秒
佐々木真人（4年、大東大一）
29分25秒33 1時間03分12秒
西川千青（4年、九国大付属）
28分19秒58 1時間01分55秒
西代雄豪（4年、桶川）
28分54秒49 1時間03分10秒
赤星龍舞（3年、埼玉栄）
29分26秒71 1時間04分34秒
入濵輝大（3年、瓊浦）
28分13秒80 1時間02分07秒
庄司瑞輝（2年、酒田南）
29分25秒75 1時間03分34秒
藤原幹大（2年、東海大札幌）
28分50秒30 1時間04分25秒
宮倉騎士（2年、遊学館）
29分25秒74 1時間03分29秒
棟方一楽（2年、弘前実業）
28分32秒36 1時間01分38秒
エヴァンス・キプロップ（1年、セントピーターズカプケチャ）
28分29秒35 1時間03分40秒
大濱逞真（1年、仙台育英）
28分33秒58
清水雄翔（1年、慶誠）
28分56秒45 1時間06分58秒
中澤真大（1年、埼玉栄）
28分37秒39
松浦輝仁（1年、坂戸西）
29分00秒89
は全力で学生スポーツを応援します。
